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KDDIが3GB 980円のpovo 2.0を始めた理由。月末にギガを付け足しするにはベストプラン

povo 2.0!

KDDIが新サービス「povo 2.0」を発表した。povoはオンラインの申し込み限定の格安プランで、今回のpovo 2.0では月額料金を0円にして、「トッピング」と呼ばれるオプションを選択するサービスになっている。

トッピングは別に選ばないと0円で運用できる。月額0円で国内通話とSMSは従量課金、データ速度は128KBで運用できる。

一見お得なように見えますが、povo 2.0が本当にお得なのか細かく見てみます。

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データ容量を選ぶ「普通のプラン」

月額0円と言うと、今までのプランにないお得なプランのように見えるが、トッピングがないと128KBでしか通信できないし、トッピングを長時間購入しないと使用停止になるそうだ。

当たり前だけど、KDDIとしてはトッピングを選んでもらう前提のサービスだ。

データ容量は、今まで20GBしかなかったpovoだが、3GB990円が選べるようになり、小データ容量にも対応してきた。

もともと総務大臣の強い要請で安くなった20GBだが、20GBも不要なユーザーも多かった。

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ソフトバンクが「LINEMOミニプラン」を開始したのと同じ理由だろう。価格も同額だし。

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3GB990円はリーズナブルな金額だ。KDDIのサブブランド「UQ Mobile」だと、3GBで月額1628円とpovoの方が安い。UQ Mobileは店舗でも契約・サポートが可能なので、オンライン限定のpovoの方がコストがかからないのだろう。

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MVNOと比較すると、例えばIIJ mioなら、2GBで858円(現在は3ヶ月間増量中)とpovoの方が若干安いぐらいだ。

オンライン限定ということと、自社回線が使えるMNOの強みを活かして、povo 2.0は価格競争力があるサービスになっている。

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面白いのは、povoのデータトッピングは期限が定まっている。通常のデータ容量プランは1ヶ月か、翌月に繰越しできるかのいずれかだ。

povoは1GBだと7日間限定だし、60GBだと90日間の期限がついている。普段0GBで運用していて他のキャリアをメインに使っているが、ちょっと不足した時に1GB390円で使うことができる。これは他のキャリアよりかなり安い。UQ Mobileだと500MB追加するだけで550円かかる。大体この金額が業界標準で、1GB390円は相当安い。

月末にちょっとデータ容量が足りない時にトッピングするのは経済的だ。

60GB 6,490円も毎月20GB契約するより、60GBの方が安い。1ヶ月当たりなら約2160円で、LINEMOやahamoよりも安く運用できる。

povo 2.0を開始した背景

KDDIがpovo 2.0を開始したのは、3GBのデータ容量プランを作りたかったと思われる。20GBも不要なユーザーを取り込むために少ないデータ容量プランが必要だったのだろう。

オンライン限定の場合、ベースコストがあまりかからないので、少ないデータ容量のプランを作りやすい。店舗での契約・サポートが必要だと、データ容量に関わらずコストがかかるので、少ないデータ容量でも価格を下げづらい。

LINEMOミニプランの対抗の意味もあるのだろう。また、楽天モバイルの影響も大きいだろう。楽天モバイルは1GB未満は0円で運用できる。そのあとは段階的に料金が上がる。20GBまでは税込2,178円で、povoで60GBを契約して月割りするのと同じような料金だ。

段階的に料金が上がる楽天モバイルは、20GB以上使いすぎると3,278円の支払いになる。毎月20GBを超えて無制限的に運用するなら楽天モバイルの方が安いが、20GB前後で毎月運用するなら、povoの60GBや150GBのトッピングを選んだ方が安くなる(通話を含めると無料の楽天モバイルの方が安いケースが多い)。

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ドコモとMVNOはどうするか?

最初にオンライン限定の格安プランを始めたドコモが、povo 2.0に追随するかどうかが今後のポイント。現在ドコモのギガライトだと3GBで4,565円もして、povo 2.0には対抗できない(いろいろな割引料金はあるけど)。

おそらくpovo 2.0に対抗するためにahamoもミニプランを始めるのでは?

 

MVNOも厳しい状況になってきている。ahamoが登場した時は20GBの大容量プランは3大キャリア、小容量プランはMVNOという棲み分けが出来そうだったが、linemoミニプラン、povo 2.0でその分野もMNOが侵食してきた。

3大キャリアに回線使用料を払わないといけないMVNOはコスト的には不利で、元々店舗をほとんど所有していないので、コスト削減するにも限界がある。

MVNOは独自サービスなどで生き残りの道を探ることになりそうだ。

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新型Apple Watch series 7は買いか?モデル毎に買い換えを考える

Apple Watch series 7登場!

Apple Watch series 7が発表された。最大の特徴はディスプレサイズの拡大だ。画面が大きくなったことで、視認性が高まり、フルキーボードの表示など今までのApple Watchではできないことが可能になった。

それ以外にも全面クリスタルの強化など耐久性の向上などの改良はあるが、新しいセンサーの搭載などの新機能はない。

過去モデルのユーザーが、今年のApple Watch series 7に買い換えるべきかモデル別に考えてみます。

 

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Apple Watch series 6

昨年新しく買ったApple Watch series 6ユーザー。Apple Watch 6から最も大きな進化点は、ディスプレイサイズの拡大。スクリーンの領域は20%増えている。外枠がApple Watchより40%減っているので、見た目がスマートだ。

ディスプレイが拡大したことで可能になったのは、新しい文字盤と既存機能の改善だ。

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新しい文字盤がこちら。左が「輪郭」で手首を傾けると文字盤の数字が変形する。左が新しい「モジュラー」。2つの大きなコンプリケーションが置ける文字盤はApple Watch史上初だ。

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既存のアプリもディスプレイサイズに合わせて変化している。まずはフルキーボード。文字入力時にフルキーボードが利用できるようになった。

アラームやストップウォッチのボタンが大きくなり、情報量が増えた。

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新しいセンサーはないので、目立った機能の違いはこれだけ。耐久性は高まっているけど、通常使用時はあまり気にならない。

昨年購入したApple Watch 6から買い換えるかどうかは、ディスプレイ拡大に伴う機能が必要かどうかで決まる。個人的には、コンプリケーションの数が少ない新しい文字盤を使うことは多分ないので、これだけでは理由で買い換える必要はないと思います。

Apple Watch series 5

二年前のApple Watch series 5からの主な進化点は、今回のディスプレイサイズの拡大と、Apple Watch 6の血中酸素測定機能だ。これらの機能が必要なら買い換えるべき。個人的には血中酸素測定は医学で通用できる精度ではないので、あまり使わないかな。ただ、コロナ禍で酸素濃度が気になる人はディスプレイ拡大と共に新しいApple Watchを手に入れる良い機会かもしれない。

Apple Watch series 4

三年前のApple Watch seriesからの主な進化点は、上記に加えて常時点灯と内蔵コンパスだ。いつでも時間が確認できる常時点灯はApple Watch的には画期的で、今年のApple Watch 7は常時点灯の明るさもアップされており、買い換えると新しさを実感できると思う。

3年使っていると、そろそろバッテリーも劣化してくる。筆者のApple Watch 4のバッテリーの状態は90%。普段使っていて困ることは少ないが、ガッツリ使うとバッテリーが1日保たないことがある。

Apple Watchは3年ごとにディスプレイサイズを拡大させてきた。Apple Watch 4とApple Watch 7はサイズ拡大時期に当たる。今年は買い換える良い時期かもしれない。

Apple Watch series 3

ディスプレイサイズも2段階小さく、心電図や転倒検出などのヘルスケア機能がない。4年前から使っている人は買い換えても良さそう。

ただ、Apple Watch 3は新モデルが発売されても安く販売されてきた。最近購入した人は、現状の機能に不満がなければ使い続けても良いかと。

Apple Watch SE

昨年登場したApple Watch SEはApple Watch 6から心電図などのヘルスケア機能と常時点灯を排除したモデルだった。

まだ買って一年なので、暗いディスプレイに後悔していなければ買い換える必要はないだろう。

Apple Watch series 4が分水嶺

前回ディスプレイサイズが大きくなったApple Watch 4が今年買い換えるかどうかの分水嶺になると思う。

常時点灯機能がなく、真っ暗なディスプレイを見るのに飽きてきたApple Watch 4ユーザーはバッテリーの劣化も合わせて買い替えを検討する時期かもしれない。

とはいえ、コロナ禍で移動する機会が減っている人は買い替えを躊躇するかもしれない。来年のApple Watch series 8はボディデザインが変わるともいわれている。

機能を追っていくと今年が買い時ではあるが、自分の使用頻度も考慮して買い換えるか決めるべきだ。まあ、欲しいと思ったら買ってしまった方が精神衛生上良いかも。

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新型iPad / iPad mini / iPad Airを15項目で徹底比較。プレミアムコンパクトモデルになったiPad mini

新型iPad / iPad mini登場

新しいiPadとiPad miniが発表された。iPadは第9世代、iPad miniは第6世代に進化した。新型チップを搭載したiPadは正常進化という感じで、フルディスプレイを初採用した新型iPad miniは、iPadの縮小版というよりiPad Airの縮小版というスペックだ。

Pro以外のiPadシリーズであるiPad Air / 無印iPad / iPad miniを徹底比較します。

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ディスプレイ

フルディスプレイになったiPad miniのディスプレイサイズが8.3インチに大型化し、サイズが変わらなかった無印iPadとの差が縮まった。

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ディスプレイは小さいがiPad miniの方が微細化されている。iPad miniのディスプレイ性能はiPad Airとほぼ同じ。ディスプレイからも新型iPad miniがiPad Airの縮小版だということがわかる。

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チップ

iPadはA12からA13にアップグレード、iPad miniはA12からA15へ大幅アップグレードした。iPad AirがA14なので、チップの世代だけで並べれば、iPad mini > iPad Air > iPadの順になる。

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カメラ

iPad miniとiPad Airは12MP広角カメラ、iPadは8MP。iPad AirとiPad miniのカメラの違いは、フラッシュだ。iPad miniはクアッドLED True Toneフラッシュを搭載している。

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コネクタ

新型iPad miniはUSB-Cコネクタを搭載している。Appleは高速データ転送の機会が多いハイエンドモデルにUSB-Cを搭載してきたから、iPad miniはiPad Airと同様にハイエンドモデル扱いなのだろう。iPhone ProシリーズがいつまでもLightningコネクタのままなのは不可解だけど。

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モバイル通信

新型iPad miniは5Gに対応した。iPadは4Gのまま。eSIMに対応しているが、新型iPhoneのようにデュアルeSIMには非対応。

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Apple Pencil

iPad miniはiPad Airと同様に第2世代Apple Pencilに対応した。

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キーボード対応

他のスペックではiPad Airを凌駕する性能を誇る新型iPad miniだが、Magic Keyboardはおろか、純正のキーボードがひとつも用意されていない。iPad miniサイズのキーボードは現実的ではないというのがAppleの判断なのだろう。

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サイズと重さ

iPad miniの厚さは6.3mmで6.1mmのiPad Airに肉薄している。と思ったら、旧iPad miniは6.1mmでiPad Airと同じだったので、新型になって少し分厚くなっていた。

新型iPad miniの高さが旧型より少し短くなったのはホームボタンがなくなった影響だろう。重さも少し軽くなった。

iPad Air / iPadと比較すると、iPad miniがもっとも小さくて軽い。300gを切ったのは衝撃的で238gのiPhone 13 Pro Maxと同じとまではいえないが、比較対象に入ってくる。

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バッテリー持続時間

いずれのモデルもバッテリー持続時間は最大10時間で同一。

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スピーカー

iPad miniのスピーカーはiPad Airと同等の性能で、横向きにするとステレオで音声を流せる。iPadは以前のまま。

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セキュア認証

フルディスプレイになったiPad miniはトップボタンにTouch IDが移動した。この仕様もiPad Airと一緒。新型iPhoneのサイドボタンもこのようにしてほしかった人も多いのでは。

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ワイヤレス通信

iPadはWi-Fi 6にもBluetooth 5.0にも非対応。廉価版とはいえ、ここは対応して欲しかったところ。iPad miniはどちらにも対応している。

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カラバリ

iPadはシルバーとスペースグレイという地味なカラバリ。一方、iPad miniはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトと豪華な色合い。スターライトは今年の新色でゴールドとホワイトの中間みたいなパールと呼んで良さそうな色合い。iPhone 12にあっ他のにiPhone 13ではなくなったパープルがiPad miniで復活。どうしても紫好きな人はiPad miniを買おう。

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価格

仕様がiPad AirライクになったiPad miniは値上がりして64GB59,800円から。iPad miniと1万円の違いしかない。iPad miniより2万円安いiPadは廉価版という位置付けになる。

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まとめ

スペックを細かくみてきたが、iPad miniのスペックはiPad Airにかなり似ている。ディスプレイサイズと純正キーボード以外でiPad miniがiPad Airより劣っているところは見当たらず、モバイル通信やチップなどiPad Airを凌駕している点も多い。

iPad Airより1万円安いだけなので、ディスプレイサイズだけで考えるとiPad miniは割高だ。昨年から発売されているiPhone 12 miniと同じようなプレミアムコンパクトモデルという位置付けになる。iPhone 12 miniは販売不振だといわれていたが、新型iPad miniはどうなるのだろう。

iPadはiPadシリーズの中で最も安く廉価版というイメージだ。Wi-Fi 6に非対応で、搭載しているチップも2世代前だ。タブレットとして普通に使う分には支障ないが、少し込み入った用途に使おうとすると、厳しい局面もあるかもしれない。いつまでOSをアップグレードできるかも気になってくる。

それでも、4万円を切る価格は魅力的なので、とりあえずタブレットを使いたい人はiPadを選んでも後悔はしないだろう。

iPadシリーズはProを含めると5モデルもあるが、価格と性能それぞれがうまく用意されているので、自分のお財布と用途に合わせて選べると良いと思います。

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iPhone 13 / iPhone 13 ProとiPhone 12を13項目で徹底比較。買い換える価値があるか検証

iPhone 13登場

Appleは新型iPhone「iPhone 13」シリーズを発表した。カメラ機能の改善、バッテリー持続時間の延長など、様々な改良がされている。

上位版であるiPhone 13 Proと旧モデルであるiPhone 12と合わせて比較してみます。

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カメラ性能

iPhone 13 Proは前モデルと同様に3カメラ。iPhone 13シリーズはシネマティックモードを搭載する。シネマティックモードとは、映画のようなボケ感がある動画が撮影できるもの。実際に使うシーンがどこまであるかわからないけど、試してみたい。

iPhone 13シリーズのビデオ撮影は60fps(フレームレート)になった。iPhone 12は30fps。

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ズーム倍率

iPhone 13 Proは6倍光学ズームに向上した。iPhone 12 Proは4倍ズームだったので改善された。iPhone 13は前モデルと同様の2倍。

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ナイトモードのポートレート

iPhone 13 Proはナイトモード時のポートレート撮影に対応している。これは前モデルと同じ。iPhone 13は非対応。iPhone 12 Proから搭載されているLiDARスキャナの効果だ。

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手ぶれ補正

今まではiPhone 12 Pro Maxしか搭載されていなかったセンサーシフト式手ぶれ補正がiPhone 13とiPhone 13 Proにも採用された。センサーシフト式とは、手ぶれに合わせてイメージセンサーを動して手ぶれを軽減する機能。部品点数が多いので、小さなボディには採用が難しいと言われていたが、今回はiPhone 12 miniにも採用されている。

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フォトグラフスタイル

iPhone 13 Pro / iPhone 13は、スマートHDR 4に進化し、フォトグラフスタイルに対応した。HDR 4は、最大4人の異なる人物を認識し、一人ずつのコントラストなどを調整してくれる。フォトグラフスタイルは、「標準」「鮮やか」「暖かい」「冷たい」「リッチなコントラスト」から選んでおくと、それに合わせた写真を調整してくれる。

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チップ性能

iPhone 13シリーズはA15を搭載。iPhone 13 Proと無印iPhone 13ではGPUのコア数が異なる。今回iPhone 13 Proはカメラ性能が向上しているので、それを補完するためにGPUのコア数を増やしたのだろう。

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バッテリー性能

iPhone 13はiPhone 12のバッテリー持続時間より2時間伸びた。iPhone 13 Proは5時間伸びて最大22時間。ちなみにiPhone 13 Pro Maxは最大28時間でiPhone史上初の丸一日使えるようになった。

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ストレージ容量

iPhone 13 Proは1TBが追加された。スマートフォンに1TBというのは驚きだが、値段も驚きの182,800円。普通にパソコンが買える価格。

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ディスプレイ

iPhone 13は、iPhone 12より最大輝度が向上した。と言っても区別できる人は少ないだろう。iPhone 13 Proはリフレッシュレートが2倍になるProMotionテクノロジーを採用した。こちらは比較すれば違いがわかるはずだ。

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サイズと重量

iPhone 13はiPhone 12より11g重くなった。バッテリー持続時間が伸びているので、おそらくバッテリー容量が増えたのだろう。iPhone 13 Proの重量も16g増えている。

0.25mm分厚くなっていて、比較すればわかるレベルだと思う。

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デュアルSIM

iPhone 13 Pro / iPhone 13はデュアルeSIMに対応した。物理SIMがなくても2種類のキャリアが利用できるようになった。多くのキャリアがeSIMに対応してきているので、メインキャリアもサブキャリアもeSIMでの運用がしやすくなっている。針金で押して、ちっこいマイクロSIMカードを交換しなくても良くなったのだ。

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カラバリ

カラーバリエーションは大きく変わった。iPhone 13 Proには新色シエラブルーが採用された。iPhone 13は多くのカラーが変更され、ホワイトがスターライト、ブラックがミッドナイトに代わり、グリーンとパープルがなくなった。その代わりにピンクが復活した。グリーンとパープルは意欲的なカラーだったが、あまり売れなかったのか、今年のカラーは全般的に無難。スターライトはホワイトよりクリーム色っぽい感じ。

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価格

iPhone 13 Proは122,800円から、iPhone 13は98,800円、iPhone 12は86,800円に値下げした。iPhone 12は94,380円だったので、昨年より今年のiPhoneは約4000円値上がりした。

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結構変わっていた

細かくみていくと、随分変更されていた。それでも、よほどカメラ性能を重視する人じゃないと、iPhone 12から買い換える価値がないと思う。

ただ、カメラは、シネマティックモードなど実用的かどうかわからないが、使ってみると楽しそうな機能もある。

昨年デザインが変わり、今年は各機能がさらに進化したので、iPhone X、iPhone Xsを使っている人はそろそろ買い替えを検討しても良いと思う。

フルディスプレイに変わるiPhone 7以前のモデルを使っている人は、買い換えても後悔はしないと思います。

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Appleイベントを振り返る。名称がiPhone 13である理由。iPad miniはiPad Airの小型版

Appleイベントを振り返る

秋のAppleの新商品発表イベントがひらかれた。発表された商品は、「iPad」「iPad mini」「iPhone 13」「iPhone 13 Pro」「Apple Watch」だ。

商品ごとにイベントの内容を振り返ってみたいと思います。

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iPhone 13

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ナンバリングが変わった名称

デザインチェンジした翌年らしく、今年のiPhoneは全般的にマイナーチェンジだった。

名称は、”s”付きではなく、ナンバリングが変更になった。今後も、毎年ナンバリングが変更になっていくと思われる。マイナーチェンジなのに”s"付きをやめたのは、新鮮さを出して売上を伸ばすためと、名称を短くするためと思われる。iPhoneはProシリーズができて名称が長くなった。もし”s"付きをつけると「iPhone 12s Pro Max」とやたら長い名称になる。

Proの差別化

今年のiPhoneで目立つのはProの差別化だ。カメラ機能が異なるのは前モデルも同じだが、ProMotionディスプレイ、6倍光学ズーム、ナイトモードのポートレート、1GPU多いチップ、1TB、バッテリー持続時間も異なる。同じナンバリングのモデルでチップ性能が異なるのは、今回が初なのでは。

iPadもそうだが、Proの差別化が近年のAppleのテーマだ。高価格のProを差別化することで、全体の売上を伸ばす戦略なのだろう。

過去にないほどのマイナーチェンジ

iPhone 13の新機能は、過去にないほど少ない。iPhone 13の新機能は、シネマティックモード、フォトグラフスタイル、新チップ、2時間増えたバッテリー持続時間、最大輝度の改善だ。

そういえば、追加されると思われていたLiDARスキャナは今回もPro専用。一番売りと思われるシネマティックモードを実際に活用する人は少ないんじゃないかな。昨年のiPhone 12から買い替える必要はないでしょう。

細かいところでは、iPhone 13はデュアルeSIMに対応している。物理SIMを使わずに、2種類のeSIMを使えるようだ。

iPhone 13の新機能が少ないのは、Proと差別化するためだろう。

Apple Watch series 7

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やっぱり3年で変わるディスプレイサイズ

Apple Watch series 4で初めてサイズが変わったApple Watchのディスプレイサイズは、Apple Watch series 7で再び拡大化した。デザインはほとんど変わっておらず、噂にあったiPhone 12風の角張ったデザインにはならなかった。

ただ、ディスプレイはかなり大きくなった。本体サイズはほとんど変わらないのに、ディスプレイサイズはseries 6から約20%増えている。

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拡大されたディスプレイ

ウェアラブルデバイスとして、大きなディスプレイをどう活用するかは課題だが、電卓やタイマーなどの機能が変わり、フルキーボードが使えるようになった。

ディスプレイが大きくなることで、iPhoneがなくてもApple Watch単体で活用できる場面が増えることを意図していると思われる。

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豊富なカラバリ

Apple Watch series 7ではカラバリが豊富になった。アルミニウムで5色、ステンレスで3色、チタニウムで2色と合計10色。サイズが2種類あるので、20種類の組み合わせがある。Apple Watchも販売台数が増えてきたので、多くの人が自分に合ったものを選べるように選択肢を増やしてきた。Apple Watchの存在が一般的になった証だろう。

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チップは同じ?

基本性能の説明はなかったので、Apple Watch series 6と同一のチップが使われていると思われる。ただ、チップの名称は毎回変わっているので、S7にはなるとは思う。

変わらないバッテリー持続時間

バッテリー持続時間は従来と変わらない18時間。画面が大きくなっても同じバッテリー持続時間なので内部構造を改良していると思うが、Apple Watchの不満で一番に上がることが多いバッテリー持続時間が伸びることはなかった。

その代わり、充電時間が短縮された。充電システムを見直し、充電器もUSB-Cに対応したことで、前モデルより33%速く充電できるようなった。おそらくAppleとしては毎日充電するのを前提で使って欲しいということなのだろう。

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やっぱり遅れた販売時期

Apple Watch series 7の販売は”秋”とだけ発表されていて、販売日は決まっていない。現状は予約もできない。噂にあった通り、製造に時間がかかっているようだ。

iPad

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5モデル体制を継続

今回モデルチェンジしたのは無印iPadとiPad mini。現在iPadシリーズは、12.9インチと11インチのiPad Pro、iPad Airと合わせて5モデルあってやや過剰に見えるが、今後も継続する予定なのだろう。

32GBがなくなったiPad

前モデルにあった32GBがなくなり、64GB39,800円が最低価格になった。以前は32GB34,800円なので、最低価格は値上がりした。まあ、32GBはあまり現実的ではない容量なので、妥当な判断かな。

機能アップはわずか

搭載された新機能は、A13最新チップ、超広角カメラ、True Toneディスプレイとわずかだ。Wi-Fi 6非対応で、Bluetoothも4.2のままと最新スペックには対応しておらず、まさに廉価版という位置づけだ。

iPad mini

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実質iPad Air mini

フルディスプレイに大幅アップデートされたiPad miniは、ざっくりいえば「iPad Air mini」だ。12MP広角カメラ、USB-Cコネクタ、2世代Apple Pencil対応とiPad Airの機能の多くを取り込んでいる。

0.2mm厚くなったが、重量は6.5g軽くなって、293g。

新しいiPad miniは無印iPadの小型版ではなく、iPad Airの小型版だ。

値段もAirクラス

前モデルは最低価格50,380円 だったが、最新モデルは59,800円から1万円近く値上がりした。無印iPadより2万円高く、iPad Airより1万円安く、価格はiPad Airに近い。iPadファミリーで一番安いイメージだったiPad miniだが、今回からミドルレンジのデバイスに変わった。

キーボードは?

iPad Airの性能に近づいたiPad miniだが、iPad AirにはあるMagic KeyboardとSmart Keyboard folioiPad miniがiPad miniには用意されていない。

画面が小さいiPad miniはキーボード操作には不向きということなのだろうけど、フルディスプレイになった今回のiPad miniならキーボードを用意してくれても良いと思うけど。

新型AirPodsはなかった

確定だと思っていたAirPodsの発表はなかった。iPhoneと親和性が高いから今回発表されると思っていたけど、ここで発表されないなら、サイレントローンチになるかも。

今回のイベントでは、iPhoneもApple Watchも予想外の新機能というのはなかったように思う。Apple Watchのディスプレイは大きくなったが、デザインテーストはほとんど変わらず、新しいセンサーなどの搭載はなかった。

iPhoneもApple Watchも製品として成熟化してきたともいえるし、袋小路に陥ってきているともいえる。一方で、iPhone 12は過去最高の売上を記録して、Apple Watchも好調なので、現状維持は妥当な選択ではある。

年内にMacBook Proのモデルチェンジを中心とした発表イベントがもう一度あるといわれている。そちらも楽しみにしたい。

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Appleイベント直前!イベントの見どころを解説

秋のAppleイベント!

日本時間9月15日午前2時から秋のAppleイベントが始まる。おそらくきっと新型iPhoneとApple Watchが発表され、新型AirPods、新型iPadなどの登場が噂される。

今回のイベントの見どころをお伝えします。

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新型iPhone

新型iPhoneの名称は?

新型iPhoneは確実に発表されるだろう。注目ポイントのひとつはiPhoneの名称。デザインチェンジした翌年のモデルには「ナンバリング+s」の名称が冠されてきた。iPhone XSまではその伝統が受け継がれていたが、デザインチェンジ変更から三年目に入ったiPhone 11はデザインチェンジがなくてもナンバリングが変更された。

今後は、sモデルがなく、毎年ナンバリングが変更になるかもしれない。そうなると今年のiPhoneの名称はiPhone 13になる。

ただ、「13」は欧米では不吉なナンバー。ひょっとすると番号自体をスキップする可能性もある。そうなると今年のiPhoneは「iPhone 14」か。

隠し球の新機能は?

今年の新型iPhoneは、ProモデルにPro Motionディスプレイの搭載、カメラ機能の改善が言われている。でも、ちょっと地味だ。MagSafeのような新機能があるかもしれない。

Face IDの改善はあるか?

顔認証のFace IDが改善されて、マスク姿でも認証されるという噂がある。でも、Apple Watch装着時にはアンロックされる機能があるので、Apple Watchを売るためにもマスク姿の認証には対応しないんじゃないかな。

ノッチは小型化するのか?

流出画像では、電話用スピーカーが本体上部端に移動し、ノッチが小型化している。果たして、本当にノッチが小型化するのか?

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Apple Watch

デザイン変更はあるか?

Apple Watchは3年ごとにデザインを変更していて、今年のseries 7はデザイン変更年に当たる。一時はiPhone 12風の角張ったデザインになると噂されていたが、ここにきてディスプレイサイズは拡大するがデザインは変更されない話が出てきている。

長らく同じデザインが続いてきたので、今年はデザイン変更があっても良いと思うが、どうなるだろう。

新しいセンサーは?

噂では、来年のモデルには体温測定機能が搭載されるが、今年のApple Watchには新しいセンサーの採用はなさそうだ。そうなるとディスプレイ拡大以外に目立った新機能がなくなってしまう。

果たして本当に新センサーはないのか? そうだとするとそれ以外に隠された新機能はないのか?

Apple Watch SEの新型はあるのか?

昨年登場した「Apple Watch SE」の新型は登場するのか? Apple Watch SEは、心電図や血中酸素濃度などのセンサーが削除され、その分安い価格で提供されている。

昨年登場したばかりだし、廉価版という位置付けなので、おそらく今年には新モデルが登場しないと思われるが、どうだろうか。

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AirPods

本当に登場するのか?

まずは、新型AirPodsが発表されるのか? AirPodsはiPhoneと同時に使われることが最も多いので、iPhoneとの同時発表はリーズナブルではある。

現行モデルが発表されてから2年半、モデルチェンジするには適当な時期でもある。

おそらく発表されるでしょう。

形状はAirPods Proと同等?

新型AirPodsはAirPods Proに似た形状になると言われている。ケースが小型化し、イヤホンのステムも短くなる。

ライバル製品のステムもケースも小さくなっているので、妥当な変更だ。

イヤーチップの採用は?

AirPods Proのようにイヤーチップが採用されるのか? ほとんど多くのイヤホンはイヤーチップを用いている。ただ、装着がしやすいのがAirPodsの売りなので、新型でもイヤーチップは採用されないのでは?

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その他

それ以外には、iPad、iPad mini、MacBook Proなどの噂はあるが、一方で9月に続いて10月にもイベントがあるといわれている。9月はiPhone、Apple WatchとAirPodsだけの発表にとどめて、iPadシリーズ、Macシリーズは10月の発表になるのでは?

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KindleのKENPCと「本の長さ」の関係を調べてみた

KENPCとは

Amazonの出版サービス「Kindle」は、自分の著作を誰でも販売できる。本が売れれば収入になるし、Amazonでの独占販売を許可する「KDPセレクト」に登録すれば、読み放題サービス「Kindle Unlimited」で読まれたページ数に応じても収入が入る。

アマチュア著作の場合、販売による収入より、Kindle Unlimitedの収入の方が多いのが普通だ。

Kindle Unlimitedの収入は読んだページ数によって決まる。そのページ数をKENP(Kindle Edition Normalized Pagesの略)といい、1KENP=0.5円から0.4円で計算される。

KENPとは、現在KENPC V3.0という計算式で算出される。KENPC V3.0は、標準的な設定 (フォント、行の高さ、行間隔など) に基づいて KENP を計算し、その値を利用して、読者による本の既読ページ数を算出する。

説明を聞いてもよくわからないが、要するに「どんなレイアウトの本でも読んだページ数を平等に計算する式」のようだ。

では、自分の著作がKENP換算で何ページか知りたくなる。

KENPの確認方法をご紹介します。

自著のKENPの確認方法

  1. KDP(Kindle Direct Publishing)をアクセスしてサインイン

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  2. 自著の右側にある「...」をクリック

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  3. 「キャンペーンと広告」をクリック

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  4. ページの一番下にKENPC V3.0換算のページ数がわかる

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「本の長さ」との関係は?

Amazonで販売している本には「本の長さ」という名称でページ数が表示されている。この「本の長さ」とは、印刷版でも販売されている本はそのページ数が表示される。Kindleでしか販売していない場合は、本の単語数と画像に応じて算出されている。

この「本の長さ」の算出方法は、KENPCとは異なる。例えば、自著「コクーンマンションへようこそ」の場合、KENPC V3.0では401ページ、本の長さは296ページ。KENPC換算よりも本の長さの方が短い。

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KENCPと本の長さの関係を自著で調べてみた。「KENP / 本の長さ」は、1.3台が2冊、1.59前後が5冊で、二つに分かれている。2冊だけどうして1.3台なのかよくわからない。ひとつあるのは目次をつけたことぐらいか。目次をつけるとページ数が増えるので、その分「KENP / 本の長さ」が下がるのかもしれない。

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実際に読まれている冊数は少ない

KENPCのページ数より「本の長さ」のページ数は少ない。KENPCを確認して、たくさん読んでもらって嬉しいと思っていると、本当のページ数換算では少ないことになる。

ページ数が多くても少なくても、読んでもらえることがありがたいことに変わりはないのですけど、Kindle作家は知っておくと良いかも。

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新聞の有料オンラインサービスを徹底比較してみた

新聞の有料サービスを比較

インターネット黎明期は、フリーサービスの象徴だった新聞のオンラインサービスの多くが、現在では有料化されている。インターネットが普及し、紙の新聞が売れなくなり、新聞社の経営が危うくなったので、無料でサービスを維持することができなくなったのだ。

広告収入で経営を維持する試みはあったが、広告はGoogleが牛耳っているので、思うように広告収入は伸びなかった。

日本の特殊事情もある。日本のニュースメディアで最も強いのはYahoo!ニュースだ。Yahoo!に記事を提供することで新聞社には提供料が入るが、誌面の減収をカバーするほどの収入ではないと言われている。

もうひとつオンライン新聞の有償化を後押ししたのが、ニューヨークタイムズの成功だ。NYタイムズの電子有料会員は現在500万人以上。NYタイムズは日本でも有名だが、もともとニューヨーカーのための新聞で、発行部数は全国紙である朝日や読売の足元にも及ばない。そのNYタイムズが、500万人の有料会員を集めたのは驚異的だ。有料会員を増やすために、NYタイムズは無料記事のほとんどを停止した。

NYタイムズの成功を見て、日本の各新聞社も有料サービスの本格化に舵をとり、現在では全ての大手新聞社が有料サービスを実施している。どのサービスがお得なのか比較してみます。

朝日新聞デジタル

朝日新聞のオンラインサービス「朝日新聞デジタル」はこの秋、内容を変更した。

今まで有料記事が無制限だったベーシックコースが50本に制限されて、新たに有料記事が無制限に読めるスタンダードコースができた。

そのスタンダードコースに毎日の誌面が読める誌面ビュアーがついたのがプレミアムコースだ。

  • ベーシックコース:月額980円
  • スタンダードコース:月額1980円
  • プレミアムコース:月額3800円

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無制限に記事が読めて980円と格安だったベーシックコースが改悪されてしまったのが痛い。50本を実際に読むかどうか別にして、有料記事を読むかどうか、毎回クリックしないといけないのは面倒だ。

読売新聞オンライン

読売新聞はオンライン限定のサービスがなく、紙の新聞を契約するとオンラインが無料で利用できる。オンラインサービスだけを契約することはできない。

今でも紙の新聞を売りたいために、この方式を採用しているのだろう。紙の新聞も必要な人には良いサービスなのだと思うけど、電子版のみのサービスも作って欲しい。

読売新聞の有料記事の割合は朝日新聞より少なめな気がする。

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デジタル毎日

毎日新聞は、有料記事が読み放題のスタンダードと紙面ビュアーが使えるプレミアムの2本立て。

  • スタンダード:月額980円
  • プレミアム:月額3200円

980円で有料記事が読み放題なので、朝日新聞よりもお得だ。しかも12ヶ月契約すれば月額700円まで節約できる。

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誌面が読めるプレミアムは3200円で、こちらも朝日新聞よりは安い。

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毎日新聞は、過去の記事がほとんどが有料なので、最新の記事だけを読むなら無料でも可能だが、少し昔の記事を読むには有料会員にならないといけない。

産経電子版

産経新聞の電子サービス「産経電子版」は月額1980円。他紙より高そうだが、産経新聞の場合、有料記事だけではなく紙面もそのまま読める。サンスポのが高いのがどういうわけかわからないが、紙面が読めるのはお得感がある。

プランに入ると、グルメや映画の割引券がもらえるところは、昔の新聞の勧誘みたいだ。

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日経電子版

日本で有料電子サービスが最も成功している新聞社が日経だ。

電子版の料金は月額4277円。オンライン記事だけではなく紙面も全て読める。もともと紙媒体も高いので、電子版も他の新聞社よりかなり割高だ。

紙媒体と契約しても、オンラインを使うにはさらに1000円を払わないといけない。

とは言っても、日経はビジネスパーソンにとって不可欠で唯一無二の存在なので、この価格でも会員が集まるのだろう。

ちなみに、無料会員でも月に10本の有料記事を読むことはできる。

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料金の比較

有料記事のみが読めるサービスの比較は、こちら。

  • 朝日新聞:月額1980円(50本限定なら980円)
  • 読売新聞:なし
  • 毎日新聞:月額980円(12ヶ月契約なら700円)
  • 産経新聞:なし
  • 日経新聞:なし(10本までは無料)

誌面ビュアーが使えるサービスは、こちら。

  • 朝日新聞:月額3800円
  • 読売新聞:月額4400円(紙媒体付き)
  • 毎日新聞:月額3200円
  • 産経新聞:月額1980円
  • 日経新聞:月額4277円

有料記事だけなら、毎日新聞が安い。朝日新聞の半額以下だ。さらに12ヶ月契約するなら月額700円まで抑えられる。

紙面ビュアー付きなら、産経新聞が1980円と最安値になる。

と言っても、新聞は料金だけではなく、記事の充実度、新聞社の主義主張が異なるので、どの新聞が良いかは、料金と自分が読みたい記事によって変わってくる。

お気軽に読むなら、月に50本まで読める朝日新聞のベーシックコース980円、毎日新聞のスタンダード980円が良いと思う。

ビジネスパーソンなら日経一択だ。高いけど、払う価値はあると思う。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
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新型AirPods 3のスペックは?噂の真偽を考える

新型AirPods 3登場?

9月14日のAppleイベントでは、新型iPhoneとApple Watchの他に新型AirPodsが発表される噂がある。

その噂が本当か考えてみます。

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新型AirPodsは発表されるのか?

まずは、本当にAirPodsが発表されるのか。現在発売されているAirPods(2世代)は、2019年3月に発表された。すでに2年半が経過している。初代AirPodsは2016年9月で、第2世代の2年半前だ。2年半ごとにモデルチェンジするなら、今月に第3世代が出るのは、タイミング的にはピッタリだ。

デザインは?

AirPodsは5年間デザインを変更していない。その間にたくさん登場したワイヤレスイヤホンのほとんどが、AirPodsよりステム(下に伸びている部分)が短い。AirPodsのステムが長いのは、マイクを口に近づけるためだったと思うが、マイク性能も向上して、ここまでの長さは不要になっている。AirPods Proもステムが短い。

新型AirPodsはAirPods Proに近いデザインになると思われる。

信憑性は高そう。

イヤーチップは?

AirPods Proにはサイズを変更できるイヤーチップが搭載された。新型AirPodsでもイヤーチップが採用されるのか。AirPodsはオープンエアー型と言われるタイプで、イヤーチップを耳に押し込めるカナル型とは異なり、装着が簡単だ。一方で、音が漏れるなどの問題もあるが、AirPods Proとの差別化を考えて、AirPodsは現行のままイヤーチップを使わないオープンイヤー型だと思われる。

インターフェイスは?

現在のAirPodsはステムを叩いて操作する。たまに失敗するし、反応も良くない。新型AirPodsでは、このインターフェイスを廃止して、AirPods Proのようにステムを摘むタイプに変更されると思う。

ノイズキャンセリングは?

AirPodsはノイズキャンセリング機能がない。AirPodsが発売された5年前と違い、ほとんどのワイヤレスイヤホンがノイズキャンセリング機能を搭載している。

では、AirPodsにもノイズキャンセリング機能が搭載れるのか? そのためにはAirPodsもイヤーチップを搭載しなければならない。簡単な装着を維持して、AirPods Proと差別化するためにもAirPodsにはノイキャン機能は採用されないのでは。

バッテリー駆動時間は?

AirPodsのバッテリー駆動時間は5時間。バッテリーケースを使用すると最大24時間再生できる。イヤホンの再生時間は、他のワイヤレスイヤホンよりもかなり短い。ソニーのWF-1000XM4は最大8時間保つ。

AirPodsのイヤホンは軽量小型だから搭載しているバッテリー容量が小さい。だが、AirPodsがAirPods Proの形状に近くなりノイズキャンセリング機能を搭載しないなら、大きなバッテリーを搭載できるようになる。6時間以上は使えるようになるのでは?

充電ケースは?

イヤホンの形状が変われば、充電ケースの形状もAirPods Proに近くになると思う。少なくても、AirPods Proみたいに自立できるようにはなるだろう。

音質は?

AirPodsの音質は決して悪くはないが、新型が登場するなら音質も向上すると思われる。AirPods Proのイヤホンに形状を寄せるなら、新型AirPodsの音質も「抜け感」が良くなりそうだ。

価格は?

現行のAirPodsはワイヤレス充電対応が25,080円、ワイヤレス充電非対応が19,580円。AirPods Proは30,580円。値上げするとAirPods Proの価格に近づいてしまうので、差別化するためには今の価格を維持するのでは。

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種類は?

現行はワイヤレス充電の有無によって2種類のモデルがある。新型ではどうなるだろう。

ワイヤレス非充電モデルは、なくなると思う。発表時点から、5,500円差という微妙な値付けだったし、ライバルのモデルと比べると、ワイヤレス充電は「売り」にはならない。

新型AirPodsはシンプルに1モデルだと予想する。

隠し機能は?

2年半のブランクがあるので、新しい機能があると嬉しいが、AirPods Proがあるので無印AirPodsは廉価版の位置付けのままじゃないかな。

それでも、新型は嬉しいし、どうせならAirPods Proも新しくして欲しいところだ。

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新型iPhone 13が地味だと思われる4つの理由

iPhone 13は地味?

噂に上がっている新型iPhone 13のスペックはかなり地味だ。目立つのはセンターフレーム機能とリフレッシュレートの改善だが、これらの新機能はProシリーズに搭載されると言われている。

無印iPhoneシリーズはカメラとバッテリーの向上ぐらいと予想されている。

どうして、こんなに地味なのか理由を考えてみます。

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デザイン変更の翌年は地味?

iPhone 12は3年ぶりにデザインを一新した。過去にはデザイン変更した翌年は「s」がついたモデルが発売されてきた。iPhone XsやiPhone 6sが該当するが、これらのモデルの時も目立った新機能はなかった。

デザインが変わらなければ、スマートフォンの小さなボディも変更できないので、機能拡張もしづらい環境になっている。

今回のiPhone 13もデザイン変更はないと予想されるので、新機能の搭載も難しかったのでは。

ノッチの縮小が間に合わない?

来年のiPhone 14?はカメラがピンホールのようになりFace IDのセンサーは画面下に埋め込まれるという噂が出ている。シンプル、フルディスプレイを目指すAppleにとってノッチは早く消滅させたいものだ。他にも噂になっている画面内蔵のTouch ID機能も来年の搭載だと言われている。

コロナ禍ということもあったのか、今年のリリースに新機能が間に合わなかったのかもしれない。

M1チップ搭載?

噂に上がっているiPhoneの新機能はProに偏っている。iPadでも実践されたように、今後Proと無印のスペックを差別化していく方針なのかもしれない。高額なProをプレミアムモデル化することで、全体の売上を伸ばす目的があるのだろう。

iPad Proと同様にiPhone Proシリーズも無印と差別化するためにM1チップ(またはM2チップ)を搭載するかもしれない。

高性能で評判のM1チップをiPhoneに搭載すれば大きなニュースになる。ディスプレイが大きいMaxシリーズなら「小型iPad」として活用できるようになるだろう。

今年はApple Watchの年?

今年のApple Watchはデザインが変更されると言われている。昨年のApple Watchは地味だったので、今年はApple Watchをメインに発表するために、iPhoneの新機能は来年に回されたのでは?

隠し球は?

iPhoneに隠し球はあるのだろうか。ひとつはMagSafeの改良かもしれない。昨年導入されたMagSafeの最大充電量を増やしたり、MagSafe関連の新しい周辺機器に対応したりするなどの拡張が行われるのでは。長い間使われているLightningポートを廃止したポートレス化を実現するためにもMagSafeの拡張は必要だ。

サプライズが見たい

デザイン変更の翌年はどうしても地味になりがちだが、新型iPhoneの発表は「お祭り」だ。何か盛り上げるサプライズがあると嬉しいですね。

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iPhone 13は重くなる? 新型iPhoneに関する噂の真偽を確かめる

iPhone 13の噂

Appleが新商品発表イベントの開催が発表されて、新型iPhone 13の期待が高まっている。いつもの通り、iPhone 13に関する様々な噂が流れている。

噂の真偽を考えてみます。

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バッテリーが増えて重くなる?

iPhone 13はバッテリーが増えて重くなる噂が出ている。iPhone 12でデザインが大きく変わったので、iPhone 13のデザインはマイナーチェンジにとどまるだろう。

iPhone 12でバッテリー持続時間が問題になったのは、小さいボディであるiPhone 12 miniだ。

1日使うには、iPhone 12 miniのバッテリーは少々心もとない。iPhone 12 miniは、iPhone 12と同じ厚さ。同じ厚さを維持してバッテリーを増量するなら、iPhone 12も分厚くするしかない。ケースを使わないでiPhoneを使う人は少数派なので、わずかな重量増を気にする人は少ないだろう。

逆にiPhone 12 mini以外のバッテリーはそこまで大きな問題になっていないので、Proシリーズの厚さと重さは変わらないのでは?

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Proシリーズのリフレッシュレートがアップグレード

iPhone 12 Proシリーズのリフレッシュレートが、120Hzにアップグレードされるという噂がある。iPad Proにも採用されているので、昨年も同じ噂が出ていた。高いリフレッシュレートは他のスマホにも使われているトレンドではあるが、課題はバッテリー持続時間。高いリフレッシュレートを実現するために、Proのバッテリーも増量されるかも。

カメラ性能の向上

iPhoneのカメラ性能は毎年向上しているので、今年も何らかの改善されるのは間違いないだろう。今年上がっている噂は、イメージセンサーのアップグレードと新しい手ぶれ補正、ゴーストの改善だ。どれもありそう。イメージセンサーのアップグレードは毎年実現されているので、今年も行われるに違いない。

手ぶれ補正はあまり気にした事ないが、夜間に撮影できるナイトモードだと流石に手ブレが目立つ。改善される可能性はありそう。ゴーストは現在のiPhoneの一番大きな問題だ。ただ、どうやらiOS 15でゴーストの自動消去が実現するらしいので、ハードウェア的に対処されるのかは不明。

センターフレーム機能

M1チップ搭載のiPad Proに採用されたセンターフレームは、テレビ電話時に話者を中心に撮影する機能だ。iPadに搭載された機能がiPhoneに使われるのは今までもおこなわれてきた手法なので、新型iPhoneにセンターフレーム機能が採用される可能性は高いと思う。

ただ、センターフレーム機能はM1チップ限定の機能だ。iPhoneにはM1チップは搭載されていないが、センターフレームなどの新機能を搭載するためにiPhone 13 ProシリーズにM1チップが搭載されるのだろうか。同じナンバリングのiPhoneに別のチップを搭載した事例は過去にないはずだ。

ProだけにM1チップを搭載されたら(ひょっとしたらM2チップ?)、今までよりもProの差別化は進むことになるだろう。

新色の追加

デザインが変更された翌年のiPhoneの外観は大きく変更されない。今年のiPhone 13のデザインは変更されず、代わりに新色が追加されることはあり得るだろう。噂ではサンセットピンクやオレンジ、ブルーの追加が噂されている。

イベントの招待状の色からすると、ピンクの採用はあり得るかと。

カメラ位置が変更?

iPhone 13でのカメラ位置が、従来の縦配列ではなく斜め配列になる噂がる。カメラレンズが大型化し、縦に並べられないためだと言われている。イメージセンサーの大型化に伴いレンズも大きくなるのは必然だ。

デザインが大きく変わった翌年としては、妥当なデザイン変更だろう。

Touch ID

マスク姿が当たり前になって、画面内指紋認証への期待が高まっているが、iPhoneには採用されないと予想する。AppleはFace IDにご執心だ。Apple Watchと連動してマスク姿でもアンロックできるようした。Face IDは、iPadだけではなくおそらく今後はMacにも使われることになるので、Face ID廃止の方向へ進むとは考えづらい。

Face IDを活かすために、コストをかけてTouch IDを復活させることはないのでは。Face IDとTouch ID両方を採用した場合、アンロックのオペレーションが煩雑になる。指を画面に置いて、顔面をセンサーで読み取るのを同時に行う? Appleが好むアプローチとは思えない。

ノッチの小型化

Touch IDが採用されない一方で、ノッチは小型化すると言われている。Face IDを維持するためにはカメラとセンサーを内蔵するノッチは必須だが、フルディスプレイを目指すAppleが、小型ノッチを採用するのは十分にあり得る。

性能向上はわずか?隠し球があるのか?

iPhone 13の噂を並べてみたけど、あまり目立った新機能はなかった。特に無印iPhoneの方は、バッテリー増量以外目立った噂が出ていない。

噂通りだとiPhoneの改良は行き詰まっていると言われかねない。何か隠し球の新機能があるのだろうか。

誰も想像できない新しい機能を期待したい。

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メルペイ払いで100円相当が戻ってくるキャンペーン【Coke On】

メルペイ払いで100円相当が戻ってくる!

スマホを使って自販機でドリンクが買える「Coke On Pay」が、メルペイ払いで100円相当が戻ってくるキャンペーンを始めた。

メルペイをCoke On Payに登録して、ドリンクを買うと翌日100メルペイポイントが還元される。「いろはす」などは100円で販売している自販機もあるので、実質無料でドリンクが飲める。付与上限は一回限り。キャンペーン期間は9月6日から9月26日まで。

この機会に登録して、ランニング中などにドリンクを買って水分を補給しよう。

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Appleが新商品発表イベント開催を発表。画像の意味を考える

Appleイベント開催!

Appleは新商品発表イベントの開催を発表した。日本時間9月15日午前2時に開始する予定だ。

おそらくきっと、iPhone 13、Apple Watch series 7などの新商品を発表すると思われる。

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タグラインの意味は?

Appleイベントというと、招待状の言葉がなにを意味しているのか毎回注目を集める。今回のタグラインは「California Streaming」(カリフォルニア ストリーミング)だ。日本語訳は「最新作をカリフォルニアから」。今回もコロナ禍を考慮して、ストリーミング中継だけなので、カリフォルニアからストリーミング放送をするぐらいの意味しかないと思われる。一説には、歌手ママス&パパスの曲「California Dreamin’」と掛けたと言われている。

画像の意味は?

招待状には、山と湖に光るAppleロゴが浮かんでいる画像が掲載されている。この画像から何かの意味を見出せるとしたら、2つの山だろうか。無理矢理こじつければ、2つの新商品が発表すると取れる。その2つとはiPhone 13とApple Watch series 7だろう。

もうひとつ意味が取れるのは、色だろうか。赤紫というのか、あまりAppleのポスターでは使われてこなかった色がグラデーションで表現されている。

これはiPhoneの新色を意味しているかもしれない。iPhone 12で採用されたパープルとは異なる色なので、新色を示唆しているのかもしれない。雑に想像すると、iPhoneの背面にグラデーションがつくのかもしれない。

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この春モデルチェンジされたBMW MINIは、「マルチトーンルーフ」というグラデーションがついたルーフの塗装を採用している。

大量生産しなければならないiPhoneでは難しいかもしれないが、シンプルなデザインのiPhoneでは工夫する余地が少ないので、背面の塗装を変更するのはアリかもしれない。

何はともあれ、楽しみ

最近の招待状は、新商品を示唆することが少なくなった。今回の画像もあまり意味がないのかもしれない。意味があってもなくても、新商品の発表は楽しみだ。

9月14日深夜を楽しみまとう。

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1万円前後の安いパソコンデスクを探してみた

パソコンデスクが欲しい

自宅で仕事をする時間が増えると、パソコンデスクとチェアが欲しくなる。ここ最近は、IKEAのVITTSJÖ ヴィットショーを使っていた。4,999円とテーブルとしては破格で、ガラストップで装飾がないデザインがシンプルで美しい。

ただ、筋交がないからかキーボードを打つとわずかに揺れを感じるのと、奥行きが46cmしかないのが狭く感じるようになってきた。ノートPCだけを置いて使うのには問題ないが、書き物をするには少々狭い。

というわけで、新しいパソコンデスクを探すことにしました。

パソコンデスクの条件

パソコンデスクに求める条件は、こちら。

  • 安い(1万円前後)
  • 揺れない
  • シンプルなデザイン
  • モノトーン

買うなら安いに越したことはない。1万円以下だと嬉しい。揺れないのはデスクの基本。筋交いがあって高い評判のものを選びたい。

デザインはシンプルが最高。けばけばしい装飾があると集中力が削がれる。

部屋の内装がモノトーンで木目を極力排しているので、木製は不可。この条件が結構厳しい。安いパソコンデスクは木目調の印刷が天板にしてあるものが多い。

いくつか見つかった

条件に合うデスクがいくつか見つかった。

まずは今使っているものと同じIKEAのゲーミングデスク。価格は12,990円で少々予算オーバー。天板は樹脂製で木目調ではない。奥行きが80cmと結構広い。放熱のために奥がメッシュ状になっているが、ゲームはしないので、そこまでは不要。筋交がないのも少々不安だし、脚立型の脚も気になる。

次に見つけたのが、アイリスオーヤマのパソコンデスク。足場がしっかりしていて、昇降するのもポイント。体格に合わせやすい。価格は幅120cmタイプで11,500円。天板はメラニン加工してあるので、木目調ではなさそう。

予算オーバーなのと、個人的に逆T字型の脚はオフィスっぽくて自宅には合わない気がする。

こちらはサンワダイレクトのシンプルワークデスク。価格は8,980円で予算内に収まる。天板はメラニン化粧板で、ブラックは木目調ではない。奥行きが60cmでピッタリだ。筋交も入っていて、評価も高い。欠点を挙げるとすればシンプルすぎて、パソコンデスクによくあるケーブルを収納するネットなどがないことか。名前の通り本当にシンプル。

もうひとつサンワサプライの商品。シンプルワークデスクと同じ形状だが、天板がポリウレタン塗装の鏡面仕上げ、脚もシルバーで無骨な感じはしない。価格は9,980円で、予算ギリギリ。欠点はシンプルワークデスクと同じで、あまりにシンプルすぎる点。ただ、シンプルデスクと同じで、スチール製なのでマグネットがくっつく。フックなどは後付けできる。

どれにしようか

探すと1万円前後のパソコンデスクは結構あった。サンワサプライの商品が評判が良かった。筋交がきっちり入っているのが好印象。パソコンデスクに特化したアイリスオーヤマ製も捨て難い。

もうしばらく検討してみます。

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AirPods / AirPods Proのバッテリーが劣化した場合の対処方法

AirPodsのバッテリーが劣化した

AirPods / AirPods Proを使い続けていれば、バッテリーは劣化する。AirPodsは、iPhoneやApple Watchのようにバッテリーの状態を確認する方法はない。AirPodsのバッテリーの劣化を確認するにはバッテリー連続使用時間を測定するしかない。

  • AirPods Pro:最大4.5時間の再生
  • AirPods(2代目):最大5時間の再生

これが使用当初の最大バッテリー持続時間だ。長い期間使っていると連続使用時間が徐々に短くなっていく。

バッテリー持続時間が短くなった時の対処方法をご紹介します。

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放電する

AirPodsに内蔵されているリチウムイオン電池は、一般的にメモリー効果がないといわれている。少しずつ充電しても充電できる容量が少なくなることはない。だから、リチウムイオン電池は「ちょい充電」ができるのだ。

だが、何度も充電と放電を繰り返しているうちに、充電放電を制御しているコントローラーが把握するバッテリー容量と実際のバッテリー容量に誤差が生じることがある。

その誤差を解消するには、0%まで放電する方法がある。バッテリーがゼロになるまでAirPodsをずっと使い続けるのだ。

劣化したバッテリーがどこまで改善するかは個体差によるが、試してみる価値はある。

リセット

AirPodsの背面にある「設定ボタン」を約15秒長押しすると、ステータスランプがオレンジ色に変わり、さらに長押しすると白色に変わる。これでAirPodsの初期化が完了する。

初期化しても、バッテリーが完全に回復することはないが、「おまじない」程度にはなる。

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2つのイヤホンを併用する

劣化したバッテリーは修理交換しない限り抜本的な改善は見込めない。それでも使用したければ、運用を変える必要がある。

ひとつの方法は、2つのイヤホンを併用することだ。ワイヤレスイヤホンのバッテリーの劣化は、使用する頻度が高いイヤホン側に起きる。充電時しか利用しないケースのバッテリーの劣化はイヤホンより遅いのが普通だ。

イヤホンのバッテリー残量が切れたらケースに戻して、充電している間は別のイヤホンを使うことで、バッテリーが劣化したイヤホンを使い続けることができる。

バッテリーを交換する

劣化したバッテリーを元の状態に戻すにはバッテリーを交換するしかない。Appleに依頼すると、AirPods / AirPods Proのバッテリーの交換費用は5,940円(片方)になる。

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両耳を交換すると約12,000円。AirPods Proの定価は30,580円なので、新しいAirPodsを買うよりは安い。

購入時にAppleCare+に加入していれば、無料でバッテリーを交換してくれる(購入から2年以内)。修理の基準は、本来の容量の80%未満という条件になっているので、AirPods Proならバッテリー連続使用時間が3時間36分以下になれば、交換対象になる。

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毎日2年間常用していれば、交換基準を満たしている可能性が高い。バッテリー交換は、Appleに問い合わせてください。

他の業者に依頼できるか?

iPhoneやMacのバッテリー交換はAppleではなく別の業者に依頼して、Appleより安価で修理することができる(もちろん保証対象外)。だが、AirPodsのバッテリー交換を受けてくれる業者はない。サイズが小さいAirPodsはAppleでも修理ではなく本体交換になるので、他の業者では修理交換できないのだ。

悩むなら、バッテリー交換

バッテリーが劣化して、通常の使用に支障があるなら、あれこれ悩むよりバッテリー交換してしまった方がスッキリするかもしれない。

ただ、新しいAirPodsが発表される噂もあるので、購入を検討している人は、バッテリー交換をもう少し待っても良いかも。

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