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WWDC19まとめと一番気に入ったAirPodsの新機能

WWDCで一番いいなと思った機能

WWDCキーノートでは、tvOS, watchOS, iOS, macOSの新しいバージョンだけではなく、iOSから独立したiPadOS、新Mac Proの発表もあった(今気がついたけど、AppleのOSの中で、iPadOSの「P」だけは大文字ですね)。

筆者が一番良いなと思ったのは、AirPodsの新しい機能「Announce Messages」だった。iPhoneに受信したメッセージを読み上げてくれる(Apple Watchも可?)。ランニングや運動していても、AirPodsをつけていればメッセージを耳で確認できる。

プレゼンではiMessageで受信したメッセージのデモを行っていたけど、LINEなども対応するのかな。

AirPodsの機能として紹介していたけど、別にAirPodsではなくても他のイヤホンでもできるような気もする。

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WWDC19まとめ

 

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iPhoneの「ミュージック」から削除した楽曲を復活させる方法

「ミュージック」アプリから楽曲を削除する

「ミュージック」アプリから楽曲を選択すれば、iPhoneにある楽曲を手動で削除できる。

「削除」には「ダウンロードを削除」と「ライブラリから削除」の2種類がある。

「ダウンロードを削除」は、iPhoneにダウンロードした楽曲を削除することで、「ライブラリを削除」は、その人のApple IDに紐づく楽曲ライブラリから削除することだ。

「iTunes in the iCloud」や「Apple Music」を使用している人は、iCloudに楽曲が保存されているので、iPhoneにダウンロードした楽曲を削除しても再度ダウンロードできる。

問題はライブラリから削除した場合。自分でリッピングした楽曲は復活できないが、iTunesで購入した楽曲は復活できる。ただその復活方法は、ややこしい。

意外と分かりづらい削除した楽曲を復活させる方法を記します。

ライブラリから削除方法

  1. 「ミュージック」アプリから楽曲を選択
  2. 右下の「…」をタップ→「削除」→「ライブラリから削除」
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削除した楽曲を復活させる方法(iOSの場合)

iTunes Storeで購入した楽曲はライブラリから削除しても復活することができる。ただし、「ミュージック」アプリから再ダウンロードすることはできない。削除した楽曲は「ミュージック」アプリから非表示になるからだ。「iTunes Store」で「非表示」を変える必要がある。

  1. アプリ「iTunes Store」を開く

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  2.  右下の「…その他」をタップ

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  3.  スクロールして一番下にある「Apple ID」→「Apple IDを表示」をタップし、Apple IDのパスワードを入力
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  4. スクロールして「iTUNES IN THE CLOUD」(なんで大文字?)の「非表示の購入済みアイテム」をタップ

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  5. 「ミュージック」→「歌手名」→「楽曲」の雲のアイコンをタップすればダウンロードできる
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削除した楽曲を復活させる方法(Macの場合)

なぜかややこしい楽曲の復活方法。「非表示」になっているのがポイント。Macで行う場合は「iTunes」から同じように非表示を解除する必要がある。

  1. iTunesを開き、「ストア」を選択、右側の「アカウント」をクリック(「購入済み」ではない)

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  2.  「iTunes in the iCloud」内の「非表示の購入済みアイテムの「管理」をクリック

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  3.  「表示する」をクリック

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  4.  「ストア」に戻って、今度は「購入済み」をクリック

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  5.  さきほど「非表示」から「表示」にした楽曲が復活しているので、クリックしてダウンロードする

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いつのまにか非表示にしている場合も・・・

削除したつもりはなくても、誤動作などでいつのまにか非表示になっている場合もある。「購入済み」にも表示されないので、なかなか気づきにくい。

非表示になっていないか、たまにチェックすると良いかもしれない。

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WWDC19で発表されたこと、そこから予想されることmacOS編。ユーザーに委ねられたMacの未来

新macOSは「Catalina」

WWDCのキーノートで新しいmacOS「Catalina」が発表された。Appleの4大OSの中でmacOSだけが唯一愛称を与えられ、最近はカルフォルニアの名前から使われている(以前はネコ科の動物だったが、ネタが尽きた)。今年のCatalinaは、カルフォルニア州南部の小島から名を取られた。

今まではダジャレがあったり、フェイク画像があったり、名称の発表に時間をかけていたが、今回はあっさり発表された。

それでもmacOS伝統の愛称はなくならない。特別だけど、時間はかけられない。このことがAppleの中のMacの立ち位置を象徴していると思う。

WWDCで発表されたこと、そこから予想できる今後のmacOSについて記します。

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iTunesの分割と新たな名称問題

Catalinaの説明の冒頭で、iTunesの歴史について語られた。iTunes拡大の歴史はAppleの歴史でもある。ミュージック、映画、iPod・iPhoneのシンク、Podcastと次々に追加されて行ったiTunesは「なんだかよくわからないアプリ」になってしまった。

プレゼンをしたクレイグはメールや予定をiTunesでみたい? とボケて、iTunesの解体を宣言した。

Appleの回答は、3つのアプリへの分割。iTunesの機能は、ミュージックを管理する「Apple Music」、ポッドキャストを管理する「Apple Podcasts」、映画・TV番組を管理する「Apple TV」が受け継ぐ。

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iPhoneの同期機能は、iPhone単体でアップデートができるようなり、バックアップデータや音楽ファイルも全てクラウドに保存できるようになった現在では優先順位が低くなった。

巨大化したiTunesの分割自体は結構なことだが、ややこしいのは名称だ。ミュージックアプリの名称「Apple Music」はAppleのストリーミング音楽サービス「Apple Music」と同じだ。Apple TVは、ハードウェアのApple TVと同じ名称で、この秋に開始する定額ビデオ配信サービス「Apple TV+」とも名称が似ている。

アプリもハードウェアもサービスも用途が同じなら、同一名称をつけるのが、Appleの新しい命名法則なのだろう。

ただ、さらにややこしいのは、定額ミュージック配信サービスの名称はプラスがつかない「Apple Music」なのに、定額ビデオの配信サービスにはプラスがつく。ちょっと矛盾している。

いずれ、この辺りの名称も整理されるのだろうか。

iPadをサブディスプレイにできる「Sidecar」

サードパーティ製のアプリは以前にもあったが、これからはOSがサポート。今やiPad最大のウリになったApple Pencilにも対応しているので、iPadにApple Pencilで書き込んだ文字がMacの画面に即座に反映される。漫画家さんやイラストレーターの方には朗報だろう。

Sidecarで作業スペースが拡張され、iPadとApple Pencilが一緒に使えるようになったMacBook Pro。

Macの将来

今回のWWDCは「独立」がテーマだとする論調が目につく。iOSからiPadOSの独立、単体で動作できるようになったApple WatchはiPhoneから独立したように見えて、確かに「独立」が一つのキーワードになりそうだ。

ただ、もともと全てのOSと基となるMacは独立ではなく、他のデバイスとの連携を進めている。

自分たちの原点であるMacはなくさない、とAppleは何度も公言する。macOSはAppleにとってそれだけ重要なOSだ、特別に愛称をつけるぐらいに。

一方で、macOSの進化の幅は小さい。今回のWWDCでもmacOSの発表する時間は短かった。

今回、デベロッパーツールが提供され、iPadアプリをMacに移植できるようになった。今のMacの課題の一つはmacOS向けのアプリが少なくなってきていることだから、iPadのアプリが簡単に移植できるのはmacOSの延命に繋がる。

その一方でiOSから独立したiPadOSは、次世代パーソナルコンピュータ向けOSを目指す。

おそらくAppleはMacをやめるつもりはなく、iPadOSとmacOSの新旧二つのパーソナルコンピュータ向けOSを並行して販売していくのだと思う。

iPadへの過度な傾斜は行わず、単価が高いMacも延命していくはずだ。開発管理コストは二重にかかるが、MacとiPadの両方が売れるのはAppleにとって悪い状況ではない。

いずれはクラムシェル型のiPadが登場し、Macでできることの多くがiPadでできるようになり、Macのユーザーの多くがiPadに移行する時が来るかもしれない。あるいは、クリエイターの多くがMacに止まるかもしれない。ユーザーがどちらを選択してもいいように、Appleは対処している気がする。

Macの運命はユーザに委ねている。

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WWDC19で発表されたこと、そこから予想されることiOS・iPadOS編。タッチパッドとキーボード一体型iPad、iPhone ARが登場?

独立したiPadOS

WWDC19で一番のサプライズは、iPadOSの発表だった。ただ予想されたことではあった。ここ最近のiOSの発表では iPhone向けよりiPad限定の新機能が多く、iPhone向けのiOSから分離独立するのは自然な流れだった。

WWDCで発表されたことと、そこから予想できることを記します。

WWDC 2019のステージに立つティム・クック。

iPadのPC化

独立したiPadOSが目指すところは、iPadのPC(パーソナルコンピュータ)化だ。

近年のiPadは、複数のアプリを同時に起動できる「Split View」の導入など、PCの機能を取り込んできた。

iPadOSには、今までiOSが頑なに拒否していた「USBやSDカードとの接続」、MacのFinderのようなファイル管理、同一アプリの画面の複数表示機能などを追加した。

特に筆者が驚いたのはホーム画面に「通知」や「今日の予定」が置けるようになったことだ。AndroidOSではできていたので、iOS初期から要望されていたが、ホーム画面にはアイコンしか置けないシンプルな画面にAppleは固執し続けていた。

「今日の表示」にカレンダー、天気、写真が表示されている、iPadOSの新しいホーム画面

フォントの変更も行えるようになり、Macじゃないとできないことが少なくなり、

iPhoneだけではなくMacからも独立して、iPadは新しいパーソナルコンピュータとなるための一線を越えたように思う。

AppleにはmacOSというパーソナルコンピューター向けのOSがあるのに、どうしてもうひとつのパーソナルコンピューター向けのOSが必要なのだろう。

大きな理由は、プロセッサの違いだ。現在のmacOSはIntel CPUベースで動作している。ハイパワーではあるが高価で消費電力も大きい。iPadのプロセッサはARMベースなので、Appleが開発することができ安価で省電力だ。

現状のmacOSをARMベースに修正する方法もあったと思うが、Appleはその手法を取らなかった。

それは、次世代のパーソナルコンピューターはタッチスクリーンをインターフェイスの中心にすべきだという思想がAppleにあると考えられる。

iPadOSでは、スワイプでコピー&ペーストができるようになる。画面を占有せずに入力できるフローティングキーボードも搭載する。これらは今までの非タッチスクリーンではできない機能だ。

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Microsoftが、既存のOSであるWindowsにタッチスクリーン機能を付与したのとは対照的に、AppleはタッチスクリーンベースのOSを改良してパーソナルコンピューターOSとしたのだ。

ついに登場する?キーボード一体型iPadとタッチパッド

iPadにはSmart keyboardなど純正のキーボードが用意されているが、Macのようなクロムシェル型のキーボードはない。

iPadがPCになるために最後に必要なのは、タッチパッドとかっちりしたキーボードだろう。膝の上でも安定して使える筐体、指を画面まで持っていかなくても操作できるタッチパッドは、効率性を上げるために必要だ。

ダークモード

噂通り、ダークモードがiOSに搭載された。筆者はMacでダークモードを使用しているが、使い慣れるとダークモードの方が自然に思えてくる。黒い画面に白い文字なので、黒板の文字を見ているようだ。

ダークモードは発光している部分が少ないので、省電力化に貢献できると言われる。特にOLEDでは効果が顕著で、OLED搭載が進むiPhoneのバッテリー消費の節約に貢献するはずだ。

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セキュリティというセールスポイント

今回のWWDCでプレゼンターが何度も言及したのが、セキュリティだった。Appleは個人情報を守るとしつこいぐらいに語られた。

クックCEOがインタビューでも「Appleは個人情報では商売しない」と何度も言っている。GoogleやFacebookなどのライバルと自分たちは違うと主張する。

あまりに何度も言われるので、これしかアドバテージがないのか? と思いそうになる。

iOS13では、Apple IDだけで他社のサービスにログインできるようなった。

次期iPhoneの目玉はARか?

アプリで活用できる「ARKit 3」が発表された。ただ、iOS 13自体にはARの新しい機能は発表されなかった。

一方で、ストリートビューと同じ機能をマップに付与すると発表された。

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噂によると次期iPhoneはトリプルカメラになるという。HDR撮影の強化など写真の品質を高めるために利用すると思われるが、それだけではなく、新しいカメラを使ってAR機能の強化に乗り出すのではないだろうか。

Googleがカメラからの映像にナビゲーションを同時に表示する機能をGoogle Mapに付与したように、現実の映像にナビゲーションを加える機能や、タンスを撮影すると中身が表示できるなど、現実と情報との融合を行うのではないだろうか。

それらの機能は既存のカメラでも行えるのだろうが、最新のiPhone限定にすることで、精度を高められ、新しいiPhoneのウリとなる。

iPhoneの買い替え需要が低迷している中、新型iPhoneだけの機能が魅力的にするのは、Appleにとって至上命題だ。

今回のiOS 13の新機能は、既存機能の改良にとどまるものが多かったが、販売回復のためにARを隠し玉にしているのは想像に難くない。

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WWDC19で発表されたこと、そこから予想されることtvOS・watchOS編。Apple TV Stickと省電力型Apple Watchが登場?

WWDC19開幕

年に一度のApple主催の開発者会議「WWDC」が始まった。今年のキーノートは、リーク情報と合致するところもあれば、サプライズもあった。

最大のサプライズはiPadOSとMac Proの登場だろう。Mac Proの形状は秋に発売開始することもあり、どこも正確にはリークできていなかったと思う。

キーノートは、主に、tvOS, watchOS, iOS, iPadOS, macOSの各OSのアップデートを中心に発表された。その中でAppleが語ったこと、同時に語らなかったことから予想できることを記します。

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tvOS

  • 語られたこと:マルチアカウント、PS4などゲームコントローラへの対応。Apple TV+、Apple Arcadeへの熱意
  • 語られなかったこと:廉価版Apple TVの発表?

セットボックス「Apple TV」のOS「tvOS」は、マルチユーザーをサポートする。家族が別々のアカウントを所有し、家族の好みに合わせて映画などをリコメンドしてくれる。これはNetflixと同様だ。

もうひとつ大きな変更点は、XboxとPS4のゲームコントローラに接続できるようになったことだ。

言うまでもなく、秋に登場する「Apple TV+」「Apple Arcade」のための改良だ。

モバイルだけではなく、大画面ディスプレイで映画を鑑賞するためにApple TVは重要なパーツだ。Netflixと勝負するためにはマルチアカウントは必須の機能だ。子どもが映画を選ぶのに大人向け作品を表示するわけにはいかない。

Nintendo Switchは大画面テレビと接続して遊ぶことができる。定額ゲームサービス「Apple Arcade」でもApple TVは重要なキーパーツになる。iPhoneなどスマートフォンでゲームを遊ぶ最大のネックはコントローラなので、今回のコントローラ対応は本格的にゲーム業界に参入するには大事な措置だ。

マルチアカウント、ゲームコントローラ対応から、新サービスを成功させたいAppleの並々ならぬ熱意を感じる。

ハードウェアの発表はなかったが、秋には廉価版のApple TVが発売するのではないだろうか。そう予想する理由は、Apple TVが両サービスを成功させるキーパーツだからだ。その割にApple TVはライバルのFire TVなどに比べて高価だ。秋にはApple TV Stickが登場するかもしれない。

watchOS 6

  • 語られたこと:新しい文字盤、App Store、計算機など新しいアプリ。iPhoneからの独立
  • 語られなかったこと:バッテリー性能の向上

Apple WatchのOS「watchOS」も、もうバージョン6。

今回のアップデートでは新しい文字盤が多く追加される。

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OS的の一番大きな変更点は、Apple Watch用「App Store」の対応だ。今まではiPhone経由しかアプリをインストールできなかったが、今後はApple Watch単体でアプリをインストールできるようになる。

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新たなアプリも追加された。「オーディオブック」「計算機」「ボイスレコーダー」だ。どれもサードパーティ製に存在するアプリではあるが、純正にあると安心して多くの人が利用するだろう。

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Apple Watchの重要なテーマである「健康」機能も付与された。

生理周期管理できるアプリや聴力に影響があるような騒音を計測して警告してくれる。

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App StoreのオープンはApple Watch単体で稼働するためのひとつのステップだ。ただ、Apple Watch単体でアプリをダウンロード・インストールしたらApple Watchのバッテリーを大きく消費する。

騒音測定も、今回許可されたアプリのストリーミング放送もバッテリーを大きく消費する機能だ。

今までは大容量バッテリーを搭載できないApple Watchの消費電力を気にしていたのに、今回のアップデートでは方針転換している。バッテリー消費が激しい機能も積極的に追加している。

秋に登場するだろう新型Apple Watchでは、省電力化かバッテリーの増量が予想される。

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WWDCの予測記事まとめ。WWDCの正しい見方。Mac Proは登場する?

WWDCの見方

日本時間6月4日午前2時よりキーノート(基調講演)でWWDCが始まる。日本では深夜なので直接見る人は少ないかも知れませんが、WWDCキーノートの見方をおさらいしておきましょう。

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新しいハードウェアの発表の場ではない

WWDCはAppleが主催する開発者会議だ。なので、新しいハードウェアを発表する場ではない。以前は新製品が大量に発表したこともあるが、今年は直前にMacBook ProとiPod Touchがサイレントローンチしたので、今年の新製品の発表はないと思われる(Mac Pro除く)。

イベント前のサイレントローンチは春に続いて2度目ですっかり定着した感もある。イベントの前にあえて発表するのは、イベントがサービスやソフトウェアが主体だとAppleは言いたいからだろう。春のイベントはサービスだった。今回はもちろんソフトウェアだ。

iPhone、Apple Watchの新機能は隠される

WWDCキーノートでは、OSの新しいバージョンを発表するのが定番だ。WWDCで発表されたOSの新バージョンは、イベント後にベータ版が公開され、秋の新モデルが登場するまでユーザーテストが繰り返される。

ところが、WWDCでは新モデルの売りとなるような新機能は公開されない。iPhone Xの時は目玉だったFace ID、ホームバーはWWDCでは公開されなかった。昨年はApple Watch series 4の目玉だった新しい文字盤「インフォグラフィック」も隠された。

ライバルが真似しないように新モデル直前までハードウェアの特徴を隠すための措置だ。

OSが成熟するまでは、WWDCで発表されるiOS・WatchOSの新機能も目新しかったが、iOSも次がバージョン13、WatchOSもバージョン6になり、大きな不満点・変更点はなくなった。

では、WWDCキーノートでは何を見れば良いかというと、ズバリ「テーマ」だ。テーマから秋の新モデルの機能がどのような方向のものなのか推測することができる。

新しいOSを説明するときにテーマを発表することが多い。例えば昨年のWatchOSでは「健康」がテーマで、ワークアウトの改善などがメインの変更点だった。

秋に発表されたApple Watch series 4の目玉は「心電図機能」で、WWDCのテーマと合致する。

WWDCのプレゼンのテーマから秋の新モデルを想像するのは、楽しいWWDCの見方だ(と思う)。

Mac Proは登場する?

リークされている情報を見る限り、OSの大規模な変更点はなさそうだ。いくらソフトウェア主体と言っても”花”が欲しい。開発者が集うWWDCはMac Proを発表するのにふさわしい場だ。Mac Proだけではなく、Apple謹製のモニタも発表するかも知れない。

最近のAppleはユーザーの希望に合わせた大量のハードウェアを発表している。モニタの発売も十分にあり得る話だ。

iOSの注目ポイント

watchOSの注目ポイント

macOSの注目ポイント

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WWDCで注目するのmacOS。今年の注目ポイントは iTunesの解体とiOSとの統合

WWDCでのmacOS

MacBook Air、Mac miniが復活して、近年にないほど製品ラインナップが充実しているMacのOS「macOS」の新しいバージョンもWWDCで発表されるはずだ。

WWDCで発表されるだろうOSの中でmacOSが一番変化が大きいかもしれない。

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iTunesの解体

iTunesが解体され、iOSのようにMusic、Podcast、Bookの各々のアプリに分離されると言われている。リンクの記事で書いたように現状のiTunesは奇妙なソフトウェアになっているので、iOSデバイスがPC・Macの iTunesから独立しているので、Macの iTunesを機能ごとに分離するのは妥当な判断だ。 

iOSとmacOSの統合へ至る道 

昨年のWWDCで iOSとmacOSのソフトウェアのユーザーインターフェースを開発する統合環境が発表された。今年のWWDCでは、さらに進んだ状況が表明されるに違いない。

AppleがMacを絶対に無くさないと公言している通り、当面はiOSとmacOSが統合されることはないだろうが、開発環境が統一され、同じソースコードのソフトウェアが両OSで稼働する方向に少しずつ進んでいくと思われる。

Macのひとつの課題として新しいアプリが少ないことが挙げられる。iOSにあるアプリのMac版がないことが増えてきた。同じソースコードのアプリが動けばMacのアプリが増えて、Macの延命につながる。

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Apple TVへの対応

3月のイベントで大々的に発表された「Apple TV+」。定額ストリーミングサービスとしては後発のAppleがNetflixやAmazon Prime Videoに勝つことは、サービス部門の拡大を目指すAppleにとって大事だから、Appleの力の入れようも半端ではない。iPod Touchをリリースした背景にはApple TV+、Apple Arcadeがある。

iOSには「TV」アプリがリリースされたが、Macにはない。Macでストリーミングサービスの動画を鑑賞するためにはSafariを用いる。

これは他のストリーミングサービスも同様だが、ハードウェアとOSをもつAppleにとって、独自アプリを有するのは一つのアドバンテージになるはずだ。Webブラウザのブックマークに並ぶよりも、固有のアプリとしてデスクトップやDockにあった方が目につきやすい。

また、セットボックス「Apple TV」をMacからコントロールすることも現状はできない。iPhoneやApple Watchにも「Remote」というアプリがあるのに、Macにないのは奇妙だ。

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WWDCではmacOSに注目

ユーザー数が多いiOSデバイスに注目が集まりがちだが、iOSの新機能は、iPhoneの最新スペックとリンクするので、新しいiPhone発表まで隠されることが多い(iPhoneのスペックを引き継ぐことが多いiPad向け機能はWWDCで発表されることが多い。昨年に続き今回もiPad向けの機能が多く発表されるに違いない)。

Macは今更隠すことも少ないので、多くの最新機能がWWDCで発表される。WWDCではmacOSに注目しよう。

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WWDCで発表されるwatchOS 6の注目ポイント。文字盤ストアができる?

WWDC19

来週の日本時間6月4日(火)午前2時にWWDCのキーノートがはじまる。例年通り、最新OS「iOS 13」「watchOS 6」「 macOS 10.15」「tvOS 13」の発表があると予想される。

本日はApple Watch用OS「watchOS 6」の注目ポイントをあげておきます。

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標準アプリの追加

iPhoneにあってApple Watchにない標準アプリはいくつかある。

  • ブック
  • 計算機
  • ボイスメモ
  • メモ

噂によると「ブック」が追加されてオーディオブックが使えるようになるそうだ。アマゾンのオーディオブック「Audible」はApple Watchに対応しているので、あり得る話だ。

「計算機」「ボイスメモ」は今まで対応していない方が不思議で、サードパーティ製のアプリが多くあるので、今回の追加は遅すぎるぐらいだ。

今回出ている噂でも上がっていないのが「メモ」アプリの追加だ。Apple Watchで音声認識を使ってメモを追加して、iCloudで同期できれば便利だと思うが、同期が増えるとバッテリー消耗が激しくなるからか、許可されていない。

ボイスメモを追加できるなら通常のメモにも対応できると思うが。

Watch Store

今回の噂ではApple WatchにStoreが追加され、Apple Watchから直接アプリをインストールできるというのもある。

Apple Watchの歴史はiPhoneからの独立の歴史でもあるので、Apple Watch単体でインストールできるStoreの追加もあり得る話だ。

ただ、アプリのStoreよりもユーザーが望んでいるのは文字盤のStoreだろう。Apple Watchの文字盤はユーザーでは追加できない。

Storeで無料の文字盤をインストールできたり、文字盤を販売できたりしたら、腕時計にはファッション要素も強いので、Apple Watchで個性を発揮できて面白いと思う。

文字盤に設置するコンプリケーションは大きさと形状によって分類されているので、新しく文字盤を作成するのはそんなに難しくない。 

制限からの解放

上述のメモやStoreもそうだが、バッテリーを節約するためにApple Watchに多くの制限がかけられている。GPSの位置情報の取得やスピーカーなど他社アプリには制限がかかっている機能も多い。

 

プロセッサも進化して省電力化も進んでいるので、バッテリー消耗をあまり気にせずApple Watchの機能を解放してほしい。

そうすることで、Apple Watchのアプリ開発がさらに加速し、ウェラブル市場はさらに発展するに違いない。

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iTunesというキメラ的ソフトウェアの誕生と解体

iTunesって変なアプリ

iTunesは何のソフトか? と問われれば音楽を管理するソフトウェアだという人が多いだろう。実際はiTunesには多くの機能がある。現状のiTunesの機能は、音楽だけではなくムービー、TV番組、Podcast、オーディオブックの管理再生、iOSデバイスのバックアップなど多岐にわたる。

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そのiTunesがまもなく解体され、名前も消滅するかもしれない。

 

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iTunesの歴史

2001年、iTunesのミュージックプレイヤー「iPod」の音楽転送ソフトとして登場した。当初はMac版だけリリースされて、Windows版はなかった。Windows版がなかった理由の一つは、iTunesの優れたインターフェイスを武器にWindowsからMacへ乗り換えるユーザーを増やすのが目的だったからだ。

ただ、音楽管理するためにiPodに同梱されたWindows版のソフトウェアの出来が良くなかったので、Windows版iTunesが開発されることになった。

その後のiTunesの歴史はAppleの事業領域の拡大の歴史だ。

iPodに写真アルバムや動画再生の機能が追加されると、iTunesにもその管理機能が付与された。

iPhoneが2007年に登場すると、iPhoneのバックアップ・リストア機能もiTunesに追加された。

どうして別々のソフトウェアにしなかったのだろう。

今でこそiOSのバージョンアップはiPhone自体で行うのが一般的になったが、以前はiTunes経由でしかOSをインストールできなかった。初代iPhoneのメイン機能は電話、インターネットとミュージックだった。

iPodから派生したiPhoneは、音楽再生と楽曲の管理が非常に重要な機能だったので、楽曲を転送するためにiTunesをiPhoneの管理ソフトウェアとするのは自然の流れだった。

もうひとつ、これは憶測だけど、Windows版の存在が大きかったと思う。iTunesが登場した当時、WindowsにインストールできるAppleのソフトウェアはiTunesだけだった(細かいソフトウェアはいくつかあったが)。iPod、iPhoneの浸透により、多くのWIndowsにiTunesがインストールされるようになった。

当初のWindows版はお世辞にも出来は良くなく、AppleのWindowsソフトウェア開発能力が低かったことが窺われる。Appleは苦労しながらWindows版の改良を進めた。

iTunesに多くの機能が付与された理由に、AppleがiTunesの他のWindowsソフトウェアを開発する余裕がなかったのもあるのではないだろうか。

こうして、iTunesは複数の機能をもつキメラ的ソフトウェアとなった。

iTunesの解体

膨張を続けてきたiTunesは解体の方向に動き出している。すでにiPhoneでは音楽再生管理ソフトは「ミュージック」と名を変え、iTunesは「iTunes Store」として音楽映画の購入ソフトに名を残すだけになっている。

そのiTunes Storeの映画購入レンタル機能も、今年登場した「TV」アプリでも可能になった。

定額音楽配信サービス「Apple Music」の登場で音楽を買う機会も減ってきている。今後定額ストリーミングサービスである「Apple TV+」が登場すると、iTunes Storeを使う機会はさらに減るだろう。

次期macOSではiTunesが「ミュージック」と「Podcast」アプリに分離するという噂もある。iOSとmacOSの統合を視野にいれているAppleとしては、iPhoneとMacのアプリのラインナップを揃えたいはずだ。

今後、iTunesは緩やかに解体され、iTunesの名前は消えてなくなるかもしれない。それでも、iTunesがAppleの成長を支えた実績は変わらない。

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WWDCで発表されるiOS 13の注目ポイント。ARとSiriが進化する?

WWDC19

来週の日本時間6月4日(火)午前2時にWWDCのキーノートがはじまる。例年通り、最新OS「iOS 13」「watchOS 6」「 macOS 10.15」「tvOS 13」の発表があると予想される。

本日はiPhone・iPad用OS「iOS 13」の注目ポイントをあげておきます。

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ダークモードの採用

WWDCで発表される画面が流出したといわれるダークモード。Macではすでに対応していて、iPhoneでも一部のアプリは対応している。新OSではOSベースで対応する予定だそうだ。

見栄えだけではなく、モバイルデバイスであるiPhoneにとって、消費電力を抑えられるメリットもダークモードにはある。

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引用:9to5Mac

AR(拡張現実)

iOS 12に搭載された「ARKit 2」はARアプリを開発するプラットフォームだった。iOS 13には「ARKit 3」が搭載されるだろう。ARKit 2では複数人がAR空間を共有できるようになったが、いまのところキラーコンテンツはでてきていない。

ライバルのGoogleはGoogle MapにAR機能を追加した。歩行中のナビにカメラが取り込んだ画像とナビ表示を合わせることで、どっちへ進んだら良いか迷わないようにする機能だ。非常に実践的で、今後の進化が見込める分野だ。たとえば、自動車にスマートフォンをセットしてカメラで前方を撮影しながら、映像に合わせたナビゲーションを行うことが予想される。

Appleも開発環境だけではなく、今後のARの指針になるような実際にARを取り入れたアプリを披露してほしいところだ。

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Siri

登場以来少しずつ進化してきたSiriだが、音声アシスタントとしてはGoogle home、Alexaの後塵を拝するようになってしまった。

iOS 12で搭載された「Siriショートカット」では自分が登録したフレーズにコマンドを付与することができるようになった。

Siriショートカットには、Siriから情報をプッシュする機能もある。たとえば列車の運行情報をロック画面に表示して、タップすると詳細な情報を表示してくれる。

音声アシスタントだけではなく、今後は情報のプッシュ機能が充実していくと思われる。ユーザーの行動をSiriが機械学習して、ユーザーが必要な情報を必要なタイミングでプッシュしていくようになると予想する。

例えば、自宅に戻って他に予定がないなら途中まで観た映画をプッシュしてくれるとか、以前観戦したサッカーの試合が始まる前にプッシュしてくれるなど、生活を便利にしてくれる機能が考えられる。

iOS 12でスクリーンタイムを搭載したように、ユーザーがスマホ漬けにならない方向にAppleは進んでいる。Siriからのプッシュは、スマートフォンをユーザーが操作するのではなく、スマートフォンから提案することでユーザーが操作する時間を減らす効果もある。

基本的に固定デバイスとして進化してきたAlexa、Google homeよりも進んでいる分野なので、iOS 13ではさらなる進化を期待したい。

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Apple Arcade

この秋スタートする定額ゲームサービス「Apple Arcade」への対応も発表されそうだ。Apple Arcadeは、いつでもどこでも遊べる次世代型ゲームサービスを目指している。詳細はまだ出てきていないが、OSベースで対応する点も発表されるかもしれない。たとえばスマートフォンゲームのネックであるインターフェイスをどうするかの提案もあるかもしれない。

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One more thing

iPhoneの売上が陰りを見せる中で、iPhoneに買い替えたくなるような機能の登場が待たれる。

過去デバイスのパフォーマンスを意図的に落とすバッテリー問題が起きたので、iOS 12では過去デバイスでも十分なパフォーマンスが得られる改良が行われたが、iPhoneの買い替えを鈍らせる側面があったことは否定できない。

他デバイスからiPhoneへ買い替えたくなるような新しい機能が登場するのだろうか。また、この秋登場するだろう新型iPhoneに搭載される機能についてのヒントも見られるかもしれない。

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新型iPod Touch登場にみるAppleの新たな戦略。iPod TouchはSwitchを脅かす

新型iPod Touch登場

AirPodsやiPad Airのように、AppleはiPod Touchをいきなり発表した。

形状は以前と同じで、大きく変わったのはiPhone 7と同じプロセッサ「A10」を搭載したことと、256GB版が追加されたこと。

約4年ぶりのモデルチェンジで、噂はあったけど、まさか本当に新モデルが登場すると思っていた人は少ないだろう。

iPhoneが普及している現状で、モバイル通信ができないiPod Touchにどれだけの価値があるかわからない人も多いと思う。

多くの人が待ち望んでいたわけではないiPod Touchをモデルチェンジした背景から、Appleの新たな戦略が透けて見える。

解説します。

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Appleの全方位戦略

このところのAppleは、新製品を積極的に発表している。今まではモデルチェンジを長らくせず放置されていた製品も多かったのに、最近ではその多くがモデルチェンジされた。

この記事にある中で、現在販売中でモデルチェンジしていないのは「Apple TV」と「Mac Pro」だけだ。AirPods、iPad mini、iPod Touch、Mac miniがモデルチェンジし、Mac Proもモデルチェンジが予告されている。

これはクックCEO下で起きたことだ。ユーザーの希望があるなら、マーケットが小さい製品でも積極的に発売していくのは、以前のAppleでは考えられないことだ。

もちろん、Appleの事情もある。iPhoneの販売が陰りを見せる中、少ないニーズで取り込んで、少しでも売上を増やしたい思惑がある。

新型iPod Touchはゲーム機

この時期にiPod Touchを発表したのは、秋に登場する定額ゲームサービス「Apple Arcade」が背景にあるのは間違いないだろう。

Apple Arcadeは、Appleが始める定額ゲームサービスで、いつでもどこでも様々なデバイスでゲームを遊ぶことができる。

Apple TV、Mac、iPad、iPhoneで遊ぶことができるが、最新のiPhoneを持っていない子どもでも遊べる安価なデバイスが必要だった。

携帯して遊ぶのにiPod Touchは最適だ。AppleのiPod Touchのページでもミュージックの次にゲームが紹介されている。

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Apple Arcadeはオフラインでも遊べるので、Wi-Fi接続機能しかないiPod Touchでも十分遊べる。

今回のiPod Touchは価格も抑えられていて、32GBなら21,800円。子どもに買い与えることもできる価格帯だ。

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シリコンミュージックプレイヤーがほぼ消滅している現状、iPod Touchのライバルとなり得るのはNintendo Switchだろう。Apple TVと連動すれば、iPod Touchは、Switchのように大画面でも携帯しても遊べる。

ゲームのラインナップによるが、定額でいくらでも遊べるApple Arcadeは、Switchの脅威となりそうだ。

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Apple Arcadeへの本気度が見える

忘れ去られそうになっていたiPod Touchまで復活させたことに、絶対にApple Arcadeを成功させるAppleの本気度がわかる。新しいサービスは米国だけで行うことが多かったのに、Apple Arcadeは日本をはじめ米国外でも同時にサービスを開始する予定だ。

屋台骨のiPhoneの売れ行きが落ちても、サービスで成長していくAppleの覚悟がiPod Touchからわかる。

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iPhoneに触れずにiPhoneとAirPodsを接続する方法

AirPodsは複数デバイスと接続できない

AirPodsは耳に装着するとiPhoneと自動に接続できるけど、AirPodsが別のデバイスに接続した状態だと、iPhoneには自動で繋がらない。AirPodsにはマルチポイント機能がないので、複数のデバイスと同時に接続できないからだ。

MacとAirPodsを繋げたあとでiPhoneと接続する場合は、手動で操作が必要だ。裏技的な方法も含めて、いくつかの方法がありますので紹介します。

<2019/10/16追記>

AirPodsの仕様が変更されて、iPhoneとApple Watchとシームレスに連携するようになりました>

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コントールセンターから

iPhoneが手元にあるなら一番簡単なのがコントールセンターから接続する方法だ。

  1. AirPodsを耳に装着する
  2. iPhone X以降なら画面右上から下へスワイプしてコントールセンターを呼び出す
  3. 「ミュージック」にある右上隅にある をタップ

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  4. AirPodsをタップして、ポロンと音がしたら接続完了

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「設定」から

iPhoneの「設定」から接続する方法。3D Touch対応のiPhoneなら便利で早い。

  1. AirPodsを耳に装着
  2. 「設定」アイコンを3D Touchし、「Bluetooth」をタップ

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  3.  

    「AirPods」をタップして、ポロンと音がしたら接続完了

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Apple Watchを使う

これは裏技的な方法で、Apple Watchを使えば、iPhoneに触れずにiPhoneとAirPodsを繋げることができる。

iPhoneをカバンにしまったままAirPodsとiPhoneを繋げることができるので覚えておこう。

  1. AirPodsを耳に装着
  2. Apple Watchの文字盤の下か上にスワイプしてコントールセンターを呼び出す

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  3. 「AirPlay」のアイコンをタップ

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  4. AirPodsをタップし、ポロンと音がしたらAirPodsとApple Watchが接続し、同時にiPhoneとも繋がる
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まとめ

AirPodsから音が出ないトラブルは、他のデバイスと接続したあと、切り替え直していない場合がほとんどだ。

Apple Watchから接続する方法は、iPhoneに触れなくても接続できるので、Apple Watchユーザーは覚えておこう。

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Macbook Proサイレントローンチからわかる2つのこと。ソフトウェア中心のWWDCとAppleの本気

2019年版Macbook Pro

Appleが2019年版最新Macbook Proを発表した。15インチMacbook Proには8コアのCore i9プロセッサを搭載し、13インチモデルはプロセッサのクロック数がアップした。価格は据え置きで、典型的なマイナーチェンジだ。

それでも、興味深い点が2つあるので、記します。

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 WWDCはソフトウェアのみの発表(Mac Proを除く)

AirPods、iPad Airと今年の最新ハードウェアモデルはすべてサイレントローンチだった。今回のMacBook Proもサイレントローンチ。

大方の新型ハードウェアの発表が終わったので、6月のWWDCでは通年どおり最新4大OSの発表を中心としたソフトウェアの紹介に終始するだろう。

ハードウェアの発表があるとすれば、Mac Proに違いない。Mac Proは例のゴミ箱型から長い間アップデートされていない。クックCEOはMac Proのアップデートを予告している。開発者が集うWWDCはMac Proの発表には最適の場だ。

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Appleの本気

新型MacBook Proはバタフライキーボードが改良されているという。

詳細はまだ不明だが、キーボード内部の材質を変更し、埃やゴミの侵入にも強くなったそうだ。

現行のバタフライキーボードは少しの埃が入っただけでキーボードが誤動作を起こす。Appleも不具合を認め。2017年までのモデルは無償修理の対象となっていた。

筆者の2017年モデルも一度修理してもらった。それ以降不具合は起きていないが、埃やゴミの侵入には慎重になる。

Appleは2018年モデルではキーボード内部に薄い膜を被せる対策を打ったが、それでも不具合が起きるという報告があがってきている。

Appleは2018年モデルばかりではなく、今回発売の2019年モデルも無償修理の対象とした。最新モデルを無償修理対象とするのは異例の措置だ。

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今年のモデルを無償修理の対象とし、さらに新たな対策を施したことから、ユーザーの不満は絶対に解消するというAppleの覚悟が見える。

これはクックCEOになってから、Appleが大きく変わった点だ。iPad miniやMac miniなど今まで放置されていたモデルもきちんとアップデートして、不具合も徹底的に解消する。クックCEOの意向が反映されているように思える。

 

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中古のiPhoneはどのモデルがお買い得なのか比較。ポイントはApple Payとワイヤレス充電

活況な中古iPhone市場

日本では圧倒的な市場を確保しているiPhoneは中古でも人気だ。特に最近ではiPhoneの進化が緩やかになり、高価格化もあって古いモデルを選択するのも現実的になってきた。

では、どのiPhoneを買うのがお買い得なのか過去モデルを比較してみます。

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Apple Pay対応が第1のポイント

最近のiPhoneの進化で最も大きかったのはApple Payの進化だろう。Apple PayがSuicaに対応しiPhoneで電車に乗れるようになり、コンビニで買い物ができるようになった。Apple Payの進化がiPhoneの使い勝手を大きく変えた。

日本版Apple Payに対応したのはiPhone 7から。中古iPhoneを選ぶなら、iPhone 7以降の機種にした方が良い。

もしもApple Watchを使用しているなら、Apple WatchでApple Payが使えるのでiPhoneで対応しなくてもいい。Apple Watchに対応しているのはiPhone 5以降。さすがにiPhone 5以前に買い換える人は少ないだろう。

iPhone 7の中古は30,000円台で販売されている。iPhone 7は新品もAppleの公式サイトで50,800円から売られている。

価格差はあるが、安心して使用したい人は新品も検討しても良いだろう。

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ワイヤレス充電が第2のポイント

ケーブルを挿さなくても充電できるワイヤレス充電モデルに対応したのはiPhone8・iPhone Xから。ワイヤレス充電を使うにはワイヤレス充電器を別途用意する必要があるし、ワイヤレス充電はケーブル充電よりも時間も掛かる。

ワイヤレス充電が必要かどうかで、iPhone 7、iPhone 8のいずれかのモデルを選ぼう。

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Face IDが第3のポイント

Touch IDからFace IDに変わったのは、iPhone Xから。認識しないこともあるFace IDには賛否両論あるが、フルディスプレイになって見た目も使い勝手も大きく変わった。

iPhone Xの新品モデルはもう販売停止になっているので、購入するなら中古モデルしかない。iPhone Xの中古販売価格は8万円台で、まだかなり高い。iPhone Xと最新モデルのiPhone XSのスペック差は小さいので、中古市場でiPhone Xはまだ人気なのだ。

iPhone 7とはかなりの価格差があるので、そこまでの価値がFace IDとフルディスプレイにあるか吟味が必要だ。

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画面サイズが第4のポイント

Apple Payに対応した中古モデルは、iPhone 7、iPhone Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X。それぞれのディスプレイサイズは、こちら。

  • iPhone 7/8・・・4.7インチ
  • iPhone 7 Plus/8 Plus・・・5.5インチ
  • iPhone X・・・5.8インチ

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フルディスプレイ化したiPhone Xは本体サイズは小さいのに細長いディスプレイサイズは3モデル中最も大きい。Plusモデルを選ぶかどうかは好みによるが、片手でiPhoneを使いたいかどうかはひとつの基準となる。

お得なiPhone 7

CPUなど他のスペックを無視して、目立つ機能だけで比較する。

  • iPhone 7・・・Apple Pay
  • iPhone 8・・・Apple Pay、ワイヤレス充電
  • iPhone X・・・Apple Pay、ワイヤレス充電、Face ID

どの機能が必要なのかと価格のバランスで選ぶと良い。iPhone Xは中古でもまだかなり高いので、リーズナブルな中古を選ぶなら、iPhone 7かiPhone 8になるだろう。

iPhone 8の中古価格は50,000円台で、iPhone 7中古との価格差は約30,000円。メインの機能の違いはワイヤレス充電の有無。そこに20,000円の価値を見いだせるかどうかで決まるだろう。

価格と性能差を考慮するとiPhone 7が現状最もお買い得な中古モデルだと思えてくる。Apple Payは日常の生活を大きく変えるので、それ以前のモデルを使っている人は買い換えを検討してもよいと思う。

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iOS 12.3で追加されたアプリ「Apple TV」で現状できることと、今後できること

iOS 12.3登場

iPhone向けOS「iOS」の最新版がリリースされた。

主な変更点は、こちら。

  • AirPlay 2の強化
  • 「Apple TV」アプリの追加
  • ”令和”に対応

ん? Apple TVアプリ? Apple TVといえばテレビに繋げて動画を愉しむセットボックスだ。そのアプリ版とはなんなのか、なにができるのか、今後なにができるのか記します。

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Apple TVアプリで今できること

アプリ「Apple TV」は従来の「ビデオ」の代わりに登場した映像配信アプリだ。ややこしいのは、Apple TVアプリはiOSだけではなく、ハードウェアであるApple TVにも追加された。

iPhone、iPad、Apple TVで、iTunesで購入レンタルした作品を鑑賞する際に使うことができる。

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iPhoneで映画やドラマを購入・レンタルするのには今までiTunes Storeを使っていたが、これからはApple TVでも可能だ。

「Apple TVでも可能」と書いたのは、今まで同様にiTunes Storeでも購入・レンタルできるからだ。iTunes Storeで購入・レンタルした場合でも、Apple TVアプリのライブラリから参照できる。

じゃあ、Apple TVアプリは不要では? と思いそうだが、iTunesではできないことがApple TVアプリではできる。

それが、複数サービスの串刺し検索だ。

Apple TVアプリで映画を検索すると、Amazon Prime Video、Netflix内の作品も同時に検索してくれるのだ。

その作品がApple TVにはなく、他のサービスにある場合でも表示してくれる。Amazon Prime Videoにしかない「ドキュメンタル」で検索すると、「ほかのAppで開く」と表示されて、”Prime Videoで開く"をタップすると、Amazon Primeアプリが起動する。

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ちなみに、該当サービスに加入していなくても、そのサービスに作品があれば表示してくれる。

ただし、Apple TVにも同じ作品がある場合はApple TVしか表示されない。重複している場合でも、他のサービスでは”無料”で提供されている作品であれば、「他のAppで開く」が表示される。

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左は無料の作品がない場合。右は無料の作品がある場合。”他のAppで開く”が表示される

他にも、過去の視聴履歴に基づいて「おすすめ作品」を表示してくれるらしい。

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映画を観ようと思ったときに、レンタル前に無料で提供している作品がないか確認できるのは嬉しい。

今後できること

Appleは作品の串刺し検索だけのためにApple TVアプリをリリースしたわけではなく、他にもふたつの目的がある。

ひとつは、映画・ドラマの販売レンタルをiTunesから切り離すことだ。iTunesは、iPhoneやMacなどのApple製品にしか提供されていない。それでは、他社のデバイスにサービスを提供できないので、シェアを伸ばすことができない。

今までAppleは自社製品・サービスで囲って美しい世界を提供するのを常としていたが、iPhoneの販売が陰りを見せる中、自社が成長するために自社製品の枠を飛び出しサービスを提供する必要がある。

そのために映像作品の販売レンタルをiTunesから分離して、Apple TVという別のアプリをリリースしたのだ。

もうひとつの目的は、この秋登場するApple TV+のためだ。3月のイベントで発表された「Apple TV+」はApple初のサブスクリプション型の映像配信サービスだ。

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サブスクリプション型サービスを利用するのには、音楽販売も兼ねているiTunes Storeアプリより独自アプリを用意した方が利便性が高い。AmazonもPrime Videoという個別のアプリを用意している。

Apple TVアプリはApple TV+サービスを円滑にスタートさせるためにこの時期に提供されたに違いない。

まとめ

Apple TVアプリで現状できるのは、複数サービスの串刺し検索であり、今後はApple TV+が視聴できるようになる。

複数の動画配信サービスを利用している人は、今から使って慣れても良いと思います。

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