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Apple Watch series 4が「今年のディスプレイ」に選ばれる。Apple Watch 4のディスプレイの特徴は?

Apple Watch series 4が「今年のディスプレイ」

そんな賞があるのを知らなかったけど、Apple Watch series 4(以下、Apple Watch 4)のディスプレイが国際情報ディスプレイ学会から「ディスプレイ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。

同学会は毎年優れたディスプレイを選んでいるそうで、ディスプレイというにはかなり小さいApple Watchのディスプレイが選ばれたのははじめてのことだ。

 Apple Watch 4のディスプレイ

Apple Watchは4代目にして初めてボディを変更して、ディスプレイが大型化された。今までは昔のノートPCのように枠が大きかったが、Apple Watch 4では縁を小さくして、ボディサイズをあまり変更せずにディスプレイサイズを大きくすることができた。

ディスプレイが大型化したApple Watch 4を使う一番のメリットは、特別の文字盤が使えることだ。

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8種類のコンプリケーションを表示できる「インフォグラフ」、時系列のデータを確認できる「インフォグラフモジュラー」はApple Watch 4専用の文字盤だ。

地味だけど、Apple Watch 4のディスプレイの大きな特徴が省電力化だ。LTPOという新しい技術を導入したことで少ない消費電力で画面を表示できるようになった。そのおかげでバッテリー容量を減らしても、一日使えるバッテリー持続時間を維持することができた。ボディもわずかに薄型になり、付け心地もよくなり、ディスプレイの改善がApple Watch全体の使い勝手を大きく向上させた。

今後のApple Watchのディスプレイは?

今年のApple Watchはどうなるだろう? 例年通りなら9月に新たなモデルが発表されるはずだ。昨年ディスプレイサイズを変更したばかりなので、今年の外観はあまり変化しないのではないだろうか。今年は内部をさらに進化させて、さらに省力化、薄型化が予想される。

まずは、WWDCでwatchOS 6にどのような新機能が追加されるか注目したい。

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Apple Watchで遊ぶべき無料ゲームは1つだけ

Apple Watchのゲーム事情

街でも腕につけている人をよく見かけるようになったApple Watch。iPhoneを取り出さなくてもLINEやメールの通知を確かめたり、Apple Watchで電車に乗れたりとと便利だけど、ゲームで遊んでいる人は少ないのでは。

Apple Watchの小さい画面では操作しづらいのと、腕時計なので片手を持ち上げたまま、もう一方の片手で操作する体勢が相当きつい。 

だからか、Apple Watchで優秀なゲームは開発されず、多くの人が遊んでいるのは「ポケモンGO」ぐらいではないだろうか。

以前、有料(240円)だけど24種類のゲームが遊べるゲームを紹介したけど、無料で遊べるゲームを見つけたので、あらためて紹介します。

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2048

「2048」というゲームを知っているだろうか。4x4のタイルの数字を動かして同じ数字を合わせていくだけの単純ルールなのに、非常に奥深く面白い。こういうゲームを考えられる人は本当に頭が良いと思う(開発したのは19歳のイタリア人)。

4×4のマスに数字が書かれたタイルがあり、スライドさせるとそれらはマスの端まで移動し、同時に新たなタイルが出現する。同じ数字のタイルがぶつかると2+2=4、4+4=8というように数字が足し合わされていく。最終的に2048のタイルができればゲームクリアだが、それ以後も続けることはできる。また、完全にタイルが動かせない状態になるとゲームオーバーとなる
<引用>Wikipedia

 この2048はApple Watchに対応している。実は以前から対応したのだが、最近のアップデートでApple Watch series 4のディスプレイサイズに対応したのと同時に操作性が良くなった。

 

スワイプで数字を動かせるようになり、自動でセーブされる機能もついた。

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「2048 - 日本語版」をApp Storeで

以前はスワイプではなくタッチ動作だったので、上述の「Mini Watch Games」の中にあった2048の方が遊びやすかったが、今回のアップデートで本家(?)の方が操作しやすくなった。

こちらは無料なので気軽に遊べるし、Apple Watchだけではなく、iPhoneやiPadでも遊べる。

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ちょっとした時間つぶしにもってこいのゲームなので、ダウンロードしておくことをお勧めします。

「2048 - 日本語版」をApp Storeで

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高級版AirPodsが年内発売?噂の真偽を考察

早くも次期AirPods?

3月に2代目AirPodsがデビューした早々だけど、2019年内に3代目高級版AirPodsが発売される噂が出ている。

新型が出たばかりなのに、本当に新モデルが登場するのだろうか考察してみました。

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メインプロダクトに格上げされたAirPods 

初代AirPodsは2年半モデルチェンジしなかったがワイヤレスイヤフォンの市場を新たに作るほど売れた。2019年3月に登場した2代目でさらに販売は加速し、2019年中に5,000万台が売れる予測もでている。2019年第1四半期ではAirPodsを含む「その他」部門の売上げは33%増だった。

iPhoneの売上げが減少している現状、AirPodsはただの周辺機器から、Appleのメインプロダクトとして重要視されるようになってきた。

以前は、耳からうどんが垂れていると揶揄されたAirPodsの独特な形状だが、逆に言うと耳に装着すると目立つので、使うユーザーがAirPodsのPRになっている。

iPodの昔から音楽を重視してきたAppleのブランドイメージも大きく貢献した。 

実際にAirPodsは使えば使い勝手の良さがすぐにわかる。iPhoneと一緒に使うとストレスがほとんどない。

 

豊富なラインナップを嗜好するApple

このAirPodsの人気なら、さらに投資をして売上げを加速させたいとAppleが考えてもおかしくはない。

特に最近のAppleは、ひとつのジャンルに複数のモデルを投入して、需要を喚起する方針をとっている。MacBookを維持しながらMacBook Airを復活させ、iPadも6モデルを用意し、過剰とも言えるラインナップをそろえるのが今のAppleの戦略だ。

メインプログラムとなったAirPodsに複数モデルが登場するのは自然の流れだと思われる。2019年内の高級AirPodsの登場も十分あり得るだろう。

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Apple WatchにApple Store?絶好調のApple Watchの死角

Apple WatchにApple Store?

WWDCで発表されると思われるApple Watch用の新しいOS「watchOS 6」にApple Watch用のApp Storeが搭載されるとブルームバーグが報じている。

Appleが目指すこと、Apple Watchの死角について解説します。

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iPhoneから独立するApple Watch

Apple Watchの歴史は、iPhoneから独立を目指す歴史でもある。Apple WatchはiPhoneがないと使用することができない。OSのセットアップにもアプリのインストールにもiPhoneが必要で、iPhone依存がApple Watchの弱点だった。

初代Apple WatchはGPSを搭載していなかったので位置情報を取得するにもiPhoneが必要だったが、2代目ではGSPを搭載し、3代目で追加されたセルラー版によりiPhoneなしでも通信できるようになった。watchOS 5ではApple Watch単体でWi-Fiの設定もできるようになり、iPhoneからの独立性は更に増した。

Apple Watchが単体で使えるようになるにつれて、Apple Watchの人気も高まってきた。

さらにiPhoneから独立するためにApple Watch単体で新しいアプリのインストールをできるようにApp Storeを用意するのは自然の流れではある。

使えるアプリが少ないApple Watch

正確な数字はないが、iPhone用のアプリでApple Watch非対応のアプリは相当数に上る。iPhoneではGoogle Mapなどの定番アプリもないし、今話題のQRコード決済でApple Watch対応しているアプリもない。

Apple Watchを所有していてサードパーティー製のアプリを常用している人がどれだけいるだろうか。

最初は対応していたのに、Apple Watchユーザーが少ないときに利用者が増えずに対応を止めてしまったアプリも多い。初代や2代目はApple Watchのパフォーマンスも悪かったのでまともにアプリが動かなかった事情もある。

しかし、Apple Watchも4代目になりプロセッサ性能も高まり、かなり高度なアプリも動作できるようになった。

今後更にApple Watchが成功し、”第2のiPhone”とまでいかなくても、多くの人にとって不可欠なデバイスになるためには、多くのアプリがApple Watchに対応する必要がある。

アプリ開発の敷居を下げられるか

現在のApple Watchアプリは、iPhone版のアプリも用意しなければならない。Apple Watchでしか使わないようなアプリでもiPhone版のアプリも開発する必要がある。

Apple Watch版App Storeができれば、iPhoneに対応しないApple Watchだけに対応したアプリも開発できるようになると思われる。

開発工数が減るので、これをきっかけにApple Watch対応のアプリが増えるかもしれない。Apple Watch誕生から4年経過したのに、「このアプリを使うためにApple Watchが欲しい!」と思われるキラーアプリは登場していない。App Storeをきっかけに斬新なアプリが登場すると嬉しい。

ただ、Apple Watch向けの専用アプリよりもiPhoneで使えるメジャーなアプリに対応して欲しいユーザーが多いだろう。以前は存在したGoogle Map、QRコード決済、検索やニュースアプリなど対応して欲しいアプリは数多い。

Apple Watchがさらに一般化するためには、Apple Watch版App Store開設も大事だが、メジャーなアプリがApple Watchに対応できる環境を整えることも重要だ。

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iOS 12.3でApple Payが便利に?制限が多いApple Pay

iOS 12.3でApple Payのエクスプレスカードが改善?

iOS 12.3で、クレジットカードをエクスプレスカードに設定できるソースコードが見つかった。

日本ではSuicaだけをエクスプレスカードに設定でき、指紋や顔認証なしで交通機関を利用できる。電車へ乗るのに、いちいち認証するのは手間だし、認証に失敗すれば後ろの人とぶつかってしまう。

クレジットカードをエクスプレスカードに設定できれば認証なく利用できるので、Apple Payの利便性が高まる。

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制限が多い Apple Pay

Apple Payは買い物に便利だが、認証が面倒くさい。iPhoneならサイドボタンを二度押した後に指紋や顔認証が必要だ。特にFace IDはiPhoneの画面を一度見ないといけないので、失敗することも多い。

Apple Watchはサイドボタンを二度押しだけで認証が不要なのだから、iPhoneでも認証なくても良いと思うけど、認証を不要にする設定はない。

エクスプレスカードにクレジットカードを追加できるようになれば、認証もサイドボタン二度押しも不要になる。

Apple Payは制限が多い。Apple Payには他の非接触型カードを設定することはできない。例えば多くのポイントカードや飛行機の搭乗券などがApple Payに登録できれば、QRコードやバーコードを見せなくても端末にiPhoneやApple Watchを近づけるだけで良くなる。

PontaカードはApple Payに対応できたので、店舗の端末が対応すれば可能なのかもしれないが、対応するカードが増えないのは制約が多いからだろう。

セキュリティと利便性のバランス

毎回の利用時にFace IDやTouch IDで認証すればセキュリティは高まるが利便性は損なわれる。

認証を省略すれば、iPhoneやApple Watchを盗まれた時にクレジットカードを悪用される危険性が高まる。

セキュリティと利便性のバランスを維持するのは難しいが、決済の度に指紋認証を行うのは大仰な気がするので、エクスプレスカード機能の拡充は良い考えだと思う。

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AppleがQ2の業績を発表。構造改革は進行中

売上げが5%減少

Appleが第2四半期の業績を発表した。売上げは前年同期比マイナス5%。iPhoneの売上げが18%減少したのが大きかった。

それ以外の製品・サービスの売上げは好調で、iPadがプラス18%、Apple Watchなど周辺機器がプラス30%、サービスがプラス25%だった。

iPhoneの売上げが落ち込み、その他製品の売上げが伸びたことで、iPhoneの売上げ販売比率は54%と近年では最も低くなった。

iPhoneの売上げ減少のすべてをカバーできていないが、iPhone一本足の経営から健全な方向へ向かっている。

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Apple Watchなどの周辺機器が30%増ともっとも伸びており、Apple Watchや新型AirPodsが売上げに大きく貢献している。この調子だと、周辺機器の売上げはMacを抜いて、Apple3番目の稼ぎ頭になる可能性が大きい。

サービスも順調だ。シェアトップクラスのApple Music、iTunesの売上げ、今後はそれにApple News+、Apple TV+やサブスクリプション型ゲームサービス「arcade」の売上げが加わる。

地域別では中国が落ち込む

前期同様に中国の売上げが落ち込んでいる。前年同期比マイナス22%。地域別製品別の売上げはでていないが、中国でiPhoneの売上げが大幅に落ちたと推定できる。ちょうど昨日HUAWEI製携帯電話の販売台数がAppleを超えたというニュースが流れた。

中国の景気後退に加え、米中経済摩擦の影響もあり、中国国内で中国産のスマホが伸びたに違いない。

Appleの構造改革

今回は中国リスクがまだ残っていたので売上げは落ちたが、クックCEOは中国でも改善の兆しがあると発言した。予測されたスマートフォン市場の飽和化を見越して、新しいサービスを立ち上げ、iPhoneの落ち込みをカバーする施策は今のところ順調のようだ。

今後、立ち上がるarcadeなどの新サービスがどこまで伸びるかが大きなポイントになるだろう。

 

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OSとIMEが新元号「令和」に対応しているか徹底調査。完全対応済みなのは、あのIME

発表から一ヶ月後の改元

新しい元号「令和」が発表されたのは改元の一ヶ月前の4月1日。改元の一ヶ月前に発表になったのは、システムを変更する時間をとるためだったそうだ。

OSやIMEが令和に対応できたか調べてみました。

iOS

iPhoneやiPad用のOS「iOS」は「設定」内の「言語と地域」で「和暦」に変更できるが、まだ「令和」に未対応だった。

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iOS標準IME

iOSの標準IME。「令和」に変換できるが、「きょう」を変換すると「平成31年5月3日」が候補に出てくる。

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iOS版ATOK

「きょう」を変換しても年号付きの年月日が候補に表示されなかった。「れいわ」で変換すると「令和元年」「令和」が候補に登場する。

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iOS版Gboard

Google謹製のIME「Gboard」は令和に対応していた。「令和」も変換できたし、「きょう」で変換すると「令和元年5月3日」が候補に登場した。

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macOS

macOSの「設定」内にある「言語と地域」で「和暦」に変更できるが、iOSと同様に平成31年が表示される。噂によると現在検証中のベータ版では対応している模様。

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macOS「日本語」

macOS標準のIME「日本語」は「令和」と変換できるが、「きょう」で変換すると「平成31年」が候補に出てくる。

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macOS版「ATOK」

mac版のATOKは「令和」と変換できるし、「きょう」で変換しても「令和元年5月3日」を候補にきちんと表示してくれる。

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Windows

「平成31年」が表示される。最新バージョンでは令和に対応したときいたけど。ためしたのはOSビルド「17763.467」

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Windows標準IME

「令和」が変換候補に表示された。日付変換はなし。

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Google日本語

意外にもWindowsユーザー御用達「Google日本語」は対応していなかった。ちなみに、GoogleカレンダーなどのGoogleアプリで和暦を表示する方法は標準ではない。

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Android

Androidには和暦の設定がそもそもない。

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Android版「Google日本語入力」

Android版のGoogle日本語は、令和に対応していた。

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ただし、「きょう」と変換すると「令和元年5月3日」は表示されず、「平成31年」になる。

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辞書に「令和」を登録したが、日付変換のプログラムは変更されていないようだ。

まとめ

  • iOS・・・未対応
  • iOS標準IME・・・未対応
  • iOS版ATOK・・・対応済み
  • macOS・・・非対応
  • macOS「日本語」・・・一部対応(日付変換は未対応)
  • macOS版ATOK・・・対応済み
  • Windows・・・未対応
  • Windows標準IME・・・対応済み(日付変換は非搭載)
  • Google日本語・・・未対応
  • Android OS・・・元号に非対応
  • Android版「Google日本語入力」・・・一部対応済み(日付変換は未対応)

完璧に対応していたのは、ATOKだった。「令和」の変換も日付変換も修正済み。さすが国産IME。

今までAndroid OSが元号に対応していないのを初めて知った。辞書に「令和」を追加するのは、どのIMEでも実施済みだったが、プログラムの改修が必要な「日付変換」はATOK以外は未完了だったが、いずれ改修されるでしょう。

 

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新型AirPods用保護ケース購入レポート。899円で使い勝手が大きく改善

AirPodsのケースを買い換える

初代からAirPods用の保護ケースを愛用している。傷防止というより、カラビナをつけるための穴が必要だからだ。

新型AirPodsを使い始めて、以前のケースではいくつか不便な点がでてきたので、買い換えた。新しいケースの使い勝手をレポートします。

AirPods2対応保護ケース

購入したのは、こちら。 以前購入した第1世代と同じメーカーの製品で、Amazonで899円だった(2019/05/01現在)。

 シリコン製のカラビナ付き。選んだのはブラック。他にも9色ある。前回購入した蛍光色のケースはなくなっていた。f:id:tkan1111:20190501181315p:plain

箱はこちら。とてもコンパクト。

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中身はこちら。ケースとカラビナ、ハンドストラップ。これはAirPodsに装着した状態。ちょっと見づらいけど、ケースの左側にリングがついていて、カラビナやハンドストラップを取り付けることができる。

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カラビナをつけた状態。写真でわかりづらいが、さわり心地はさらっとしていて、よくあるシリコンみたいにねばっとした感じはしない。汚れはつきづらそうだけど、静電気で埃が付着しやすい。

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第1世代のケースとの最大の違いは、蓋の部分が分離していることだ。そのため、ケースの前後に蓋と本体に隙間ができる。

蓋が外れそうで心配したが、ケースの外側と異なり、内部はくっつきやすい材質になっていて、簡単には外れそうにない。

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第1世代との最大の違いは蓋の部分が分離していること

第1世代と第2世代の比較。第1世代の裏側は薄いシリコンで繋がっている。そのために裏側の隙間は見えづらいが、薄いので切れそうになる。筆者の保護ケースは一年間使って、半分切れかかっている。

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カバーが分離した理由は、ワイヤレス充電をしやすくするためだ。

充電している状態を比較してみた。右の第1世代は裏のシリコン部分が蓋を開けるために少し余りがある。そのためワイヤレス充電しようとすると、ワイヤレス充電台との間に隙間ができるのだ。

少しの隙間なら充電できるのだが、いささか心許ない。

蓋とケースが分離している第2世代ではそんなことがなく、充電台に密着する。

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もうひとつ第2世代のケースになって変わったのは、ケースの外側に移動した充電インジケーターが見えるようになったこと。ケースをつけていても充電状態がわかる。

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買って良かった

第1世代でも大きな不満はなかったが、ワイヤレス充電がしやすくなり、充電インジケーターも見えるようになった(筆者が持っていた第1世代の夜光塗料モデルは充電インジケーターが透けて見えたが、濃色のケースだとランプが見えない)。

分かれている蓋の部分が外れないか不安だったが、ケースの内部が密着するようになっていて、はずれるようなことはなかった。

899円と比較的安価なので、ぜひお試しください。 

 

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健康管理にご執心なAppleがAirPodsにユーザーの動作を検知する機能に関する特許を申請

AirPodsがユーザーの動作を検知

AirPodsにユーザーの動作を検知する機能に関する特許をAppleが申請した。

特許内容をみると、AirPodsを身につけたユーザーが頭の動きをAirPodsが検知し、ユーザーの動作についてアドバイスをしてくれるそうだ。

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引用:AppleInsider

Apple Watchを補強するAirPods

頭の向きや動きがわかれば、長時間姿勢を固定してPCを作業していると警告することができる。Apple Watchのようにユーザーの転倒も検知できるのかもしれない。

Apple Watchと連携することで、より多面的にユーザーの動作を検知し、ユーザーの健康を多面的に管理できそうだ。

健康管理にご執心なApple

最近のAppleはユーザーの健康管理にご執心だ。Apple Watchは心拍数以外にもユーザーが座りっぱなしかどうか検知して、ユーザーに知らせてくれる。iPhoneにはスマホの使いすぎを警告する機能がついた。

「心拍数を検知するApple Watchが人の命を助けた」というニュースが時々流れるが、そういったニュースや健康管理を行っていることが、Appleのブランドイメージを高めているように思う。

個人情報で商売しないという方針と共に、「人に優しいApple」のイメージを補強している。

こういったイメージ戦略は、早起きで健康的なクックCEOのカラーが明確に現れた方針だと思う。

 

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ランナー御用達、スマホでドリンクが買える「Coke On Pay」の体験レポート

「Coke On Pay」を体験

コカコーラ社の「Coke On Pay」は、スマホを使って自動販売機でドリンクが買える。クレジットカードを持ち歩かなくても水分補給できるので、ランナーには嬉しいサービスだ。

当初、ほとんど姿を見なかったが、最近急に増えてきた。

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白いのが「Coke On Pay」。随分数が増えてきた。地図になくても対応した自販機があったりする

近所でも見つけたので、試してみました。

Coke On Payを体験

「Coke On Pay」は招待制だ。「Coke On」に登録しておくと、アプリにインビテーションが届く。

6月30日までキャンペーンを実施しているからか、多くの人にインビテーションが送られているようだ。このキャンペーン中にクレジットカードを登録すると毎月2スタンプがもらえる。

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クレジットカードを登録したら、あとは自動販売機に近づいて買うだけ。難しいことはないし、ガイダンスもわかりやすい。

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このシールが目印

「Coke On」のアプリを起動して対象の自販機に近づくと、このようなメッセージが表示される。

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こういったメッセージが表示される

接続して、「Coke On Pay」をタップして、商品を選ぶ。商品を選んだら上にスワイプ。

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買うとメッセージが出て、スタンプがもらえる。スタンプを15個ためると、好きなドリンクを一本買えるチケットがもらえる。

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ランナーには便利

Apple Payを使えばコンビニでドリンクが買えるけど、ランニング中にコンビニで買うのはちょっと面倒くさい。「Coke On Pay」を使えば自動販売機で気軽に水分を補給できる。

できれば、アプリ「Coke On」がApple Watchに対応して欲しい。セルラー対応したApple Watch単体でランニングしている人も多いと思うので。

「Coke On Pay」対応の自販機も増えてきたので、アプリのMapで自分のランニングコースにある自販機を確認しておくと良いと思います。

 

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感想もいただけたら感涙でございます。

https://www.kantakayama.com/Novel

iPadでマウスが使えるようになる?大きな転換点を迎えるiOSとmacOSの統合

iOS13登場

次期OS「iOS13」ではiPadでマウスが使えるようになるという話が出ている。

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これが事実なら、iPhone・iPad用につくられてきたiOSの重大な転換点となる。

タッチスクリーンとマウス

10年前に登場した初代からiPhoneは指で操作してきた。指でスクリーンに触れることで、ポイントしたり、ピンチ(二本指での操作)したりできる。コンテンツを直接操作できるタッチスクリーンは直感的でわかりやすく、スマートフォン市場が急成長する原動力になった。

指がマウスの代わりになっていると思いがちだが、タッチスクリーンとマウスでは操作方法が大きく異なる。

一点しかポイントできないマウスと比較して、マルチタッチスクリーンは複雑な操作ができる。ピンチイン、ピンチアウトや回転の他にiPadでは4本指でホームボタンへ戻るなどのマルチタッチジェスチャーが可能だ。

指の方がマウスより優れていればマウスを使う必要がなさそうだが、指よりマウスの方が細かい作業ができる。マウスは内蔵している小さなボールを転がすので、ミリ単位でのコンテンツ操作が可能だ。

タッチパッドとマウス

今回の噂はマウスへの対応だが、マウスに対応するならタッチパッドにも対応するだろう。タッチパッドならタッチスクリーンのようにマルチポイントジェスチャーが使えて、マウスのように細かい操作もできる。マルチスクリーンとマウスのいいとこ取りがタッチパッドだ。

 

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おそらくMacのようにiPadのスマートキーボードの下にタッチパッドが付属することになるのだろう。タッチパッドがマウスやタッチスクリーンより優れている点のひとつは、キーボードのホームポジションから指先の移動量が少なくてすむことだ。マウスだと、キーボードから手を離してマウスを掴む必要があるので、指先の移動量が大きい。

タッチスクリーン操作でも腕を伸ばして画面まで指を移動させなければならない。

マウスに対応するということ

iPadがマウスに対応するということは、iPadがMacにまたひとつ近づくことを意味する。マウスで操作するために、iPadを床に立ててキーボードを装着するスタイルが基本となるだろう。

その姿は、まさにMacをはじめとするノートPCそのものだ。

すでにiPadは、マルチスクリーンやMacのようなファイル構造に対応しており、少しずつノートPCとの境を狭めてきている。

macOS上でiOSアプリを動作させる「Marzipan」(マジパン)プロジェクトを進めるためにも、マウス操作への対応は大事なステップだ。iPadがマウス操作に対応し、iOSアプリをマウスで動かせるようになれば、iOSアプリをMacで操作するのも容易になる。

Marzipanプロジェクトが進行すれば、いずれiOSとmacOSのアプリがユニバーサル化し、同一のコードで書けるようになる。ひとつのアプリが、iPhone、iPad、Mac上で動作するようになるのだ。

その先にあるのは、両OSの統合、iPadとMacの統合だ(Appleは頑なに否定するが)。

iPadのマウス操作対応にはそれだけの意味がある。6月のWWDCで今後の両OSの進化をAppleがどのように説明されるか楽しみだ。

 

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Appleがつくる楽園の内と外。App Storeの功罪

iPhoneがなくても、スマホは生まれた

Appleが現代のスマートフォンを発明したのは間違いがないが、ジョブズがiPhoneを作らなくてもスマートフォンのような機能を持つ小型の情報端末は登場しただろう。

今ではフィーチャーフォンと呼ばれる携帯電話はiPhone以前にもiモードがあり、インターネットに接続できるようになっていた。全面タッチスクリーンになったかどうかはわからないが、半導体が微細化高性能化が進んでいたので、iモード機能を上回るインターネット接続端末が登場したのは間違いない。

全面タッチスクリーン、アイコンを並べた画面、スワイプなどのスタイリッシュなインターフェイスはAppleがもたらしたものだ。

もしも、AppleがiPhoneを発明しなかったら、スマートフォンはもっと使いづらく、ダサかったに違いないが、Appleがスマートフォンの先鞭をつけたおかげで、不自由になったことも事実だと思う。

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App Storeの功罪

AppleはMacと同じアプローチでiPhoneの世界観を構築した。ハードウェアとOS、ソフトウェアを一体化して開発し、独自の環境をつくり、他社が入り込めないようにした。

App Storeに他社やクリエイターは参入できるが、Appleの承認が必要で、過去に何度かあったようにAppleの意向次第で、アプリの配布を中止することもできる。

App Store登場前のソフトウェア提供は、まさに「自由」だった。Windowsの世界ではMicrosoftが一般的にソフトウェア提供を管理する仕組みなどなかった。Windowsに「ストア」という概念が広まったのは、iPhone登場以降の話だ。

Webブラウザ上でフラッシュなどを用いて動作するゲームやシステムも多く、ネイティブアプリをインストールしなくてもブラウザがあれば何でもできる世界が到来すると予想した人もいた。

ところが、iPhoneの登場により、状況は一変した。PCの世界ではAppleのMacはマイナーだったが、スマートフォンの世界ではiPhoneがメジャーとなり、Appleの流儀が潮流となった。iPhoneを模倣し、GoogleはAndroidにもソフトウェアの配布を管理するShopを作り、Windowsにもストアが作られた。AndroidやWindowsはAppleほど徹底した管理はできていないが。

App Storeがなければ、アプリの提供はもっと野放図で、おそらく犯罪に使われるようなソフトも今よりも多かったに違いない。

一方で、そういったグレーゾーンから新たな技術や発想が生まれてきた事実も否定できない。いろいろと課題もあったが、共有ソフトWinnyがひとつの例だろう。

もちろん、App Storeには良い点もたくさんある。違法ソフトは排除され、クリエイターに直接利益をもたらす市場にもなっている。

Appleの「箱の中の優しい世界」は確かに居心地安いけど、時折、箱の外の世界ものぞきたくなる。

MacでAirPodsを使う時に気をつけること

MacでAirPods

iPhoneと相性抜群なAirPods。同じApple製品であるMacで使っても便利だが、iPhoneと異なる点がいくつかある。

MacでAirPodsを使う時に気をつける点を説明します。

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Macでは「Hey Siri」が使えない

新型AirPodsでは「Hey Siri」と音声でSiriを起動できて非常に便利だが、Macでは使用できない。もっとも最新の2018年モデルのMacBookなら、「Hey Siri」が使えるので、困ることはない。

iPhoneと異なるダブルタップの設定ができる

AirPodsのイヤホンをダブルタップすると「次のトラック」などのコマンドを実行できる。MacでもiPhoneと同様に、左右イヤホンの設定変更が可能だ。iPhoneの設定とは別に設定できるので、「Hey Siri」が使えるiPhoneでは設定不要の「Siri」をMacにだけ設定することもできる。

  1. AirPodsを耳につけて、Macに接続する
  2. Macの「システム環境設定」→「Bluetooth」をクリック
  3. 「AirPods」の「オプション」を選択

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  4. 「左のダブルタップ」「右のダブルタップ」を選ぶ。
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    選べるコマンドは、iPhoneと同じ

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iPhoneとの切り替えはマニュアル

AirPodsにはマルチアクセスポイント機能がないので、iPhoneと接続して利用していたAirPodsをMacで使う時には、マニュアルで切り替える必要がある。

切り替え方法は、2つ。

ひとつは、Bluetoothアイコンから。

  1. AirPodsを耳に装着
  2. トップバーのBluetoothアイコンをクリック
  3. 「AirPods」→「接続」をクリック
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もうひとつは、スピーカーアイコンから。

  1. AirPodsを耳に装着
  2. トップバーのスピーカーアイコンをクリック
  3. 「AirPods」をクリック
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2クリックだけで選べるスピーカーアイコンの方が便利だ。

同じiCloudアカウントならMacでの設定は不要

同じiCloudアカウントなら、iPhoneでAirPodsを設定すればMacでの初期設定は不要。

そういう人がいるかどうかわからないけど、iPhoneをもっていなくても、MacだけでAirPodsを使うこともできる。

  1. Mac で、Apple メニュー  から「システム環境設定」を選択し、「Bluetooth 」をクリック

  2. AirPods をケースに入れて、蓋を開いたままにする

  3. ケースの背面にある設定ボタンを長押しして、ステータスランプが白く点滅するまで押し続ける(約15秒)

  4. 「デバイス」リストでからAirPods を選択し、「接続」をクリック

AirPodsのバッテリー確認方法

MacでAirPodsのバッテリーを確認する方法はいくつかある。

Bluetoothアイコンをクリックして、AirPodsにフォーカスを当てると、左右の電池残量を確認できる。

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スピーカーアイコンをクリックしてもわかるが、こちらはアイコン表示なので、ざっくりとしかわからない。f:id:tkan1111:20190423090549p:plain

Siriに聞くと、なぜか嘘をつく。

「AirPod」の数字は、このMacのバッテリー残量だ。最初の0%は意味がわからない。

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AirPodsを接続していない時に「バッテリー駆動時間」を尋ねると、別の言い方になるが、やっぱりMacのバッテリー残量を言ってくる。

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ただ単に「バッテリー残量」を尋ねると、正しく「Macの充電残量」と言ってくるので、わざと嘘の残量を言っていると思われる。ひどいな、Mac。

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まとめ

MacではiPhoneと別々の設定ができるのが便利だ。iPhoneでは「Hey Siri」でSiriを起動できるので別の機能を左右のイヤホンに割り当てて、Macでは「Siriを起動」を割り当てることもできる。

マニュアルで接続先を変更するのは面倒だが、新型になって切り替えも速くなったので、許容範囲であると思う。

激しく争っていたAppleとQualcommが和解し提携した理由とは?

AppleとQualcommの和解

長らく裁判で対立関係にあったAppleとQualcommが歴史的な和解を遂げた。同時にAppleとQualcommはライセンス契約を締結した。

ライセンス契約について双方を非難し合っていた両社に何があったのだろう。

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Intelの5Gスマホモデム事業からの撤退

AppleとQualcommの発表と同時に、Intelが5Gスマートフォン用モデム事業からの撤退を発表した。

この2つの発表にはつながりがある。最新のiPhoneにはIntelの4Gモデムチップが使われていて、Appleは係争中だったQualcommのチップを避けて、5GでもIntelのチップを使いたかった。

ところが、Intelのスマホ用チップ開発が思わしくなかったのだろう。AppleはIntelの開発を待つのではなく、Qualcommとの和解を選択した。

スマホ用モデムチップ開発の難易度は高い。PCの昔の感覚だとモデムの開発は難しくなさそうだが、モバイルモデムチップの開発には資金力とノウハウが必要だ。

モバイルの特性上、全世界で正常に通信できないといけない。国によって使用する通信バンドは異なり、法律も認可も異なる。

「通信がつながりづらい、切れる、遅い」問題は誰でもすぐに分かるので、クレームが起きやすい。日本のようにキャリアが強く、通信障害が起きると行政指導が入る国では、メーカーへの品質の圧力も強い。

だから、Qualcommなどのモデムチップメーカーは各国に研究施設を持ち、実験を繰り返している。

今回のIntelの5Gスマホモデム事業の徹底は、IntelがQualcommと同規模の体制をとることができなかったことを意味する。

5Gスマホ用モデムチップを用意する手立てが他になくなったAppleはQualcommと和解し、提携せざるを得なかったと思われる。

HUAWEIという可能性

5Gスマホ用チップを開発しているメーカーは他にもある。中国メーカーのHUAWEIだ。HUAWEIは自社のスマートフォンに5Gスマホ用モデムチップを搭載している。

だが、ご存じのようにヨーロッパ・アメリカ各国が中国のITメーカーの影響を排除しようとしている。排除の背景にはチップだけではなく、5Gの通信インフラ環境をHUAWEIなどの中国メーカーに独占させたくない西側諸国(特にアメリカ)の思惑がある。 

そういった状況でAppleはHUAWEIのモデムチップを使うわけにはいかず、争っていたQualcommとの和解の道を選んだ。

日本はいずこ?

もはや日本では最新のモバイルモデムチップを開発できるメーカーは存在しない。前述の通り、全世界で実験できる資本に余裕がある企業がないのだ。

アメリカや韓国では、5Gサービスを年内に開始する計画だが、日本では来年になりそうだ。端末が普及していないうちのサービス開始にあまり意味はなく、日本が著しく遅れているわけではないが、チップや通信インフラの開発に日本が蚊帳の外なのは間違いない。

Apple Watch用次期OS「watchOS 6」の予測・期待すること

近づくWWDC

WWDCの開催が近づいてきている(今年は6月3日から)。例年通りなら、macOS、iOS、watchOS、tvOSの4大OSのアップデート内容が発表されるはずだ。

そのうちApple Watch用のwatchOSの次期バージョン「watchOS 6」がどうなるか予測してみよう。

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セキュリティ認証デバイスとして 

Apple Watchがセキュリティ認証デバイスとして発展すると噂されている。具体的には「Touch ID」の代わりにMacで認証できるようになるかもしれない。最近のMacはTouch IDがあるので指紋認証ができるが、旧モデルだとパスワードによる認証しかない。ロック解除やApple Payへの支払いだけではなく、パスワードの認証などもできるようになる可能性がある。

タイムトラベルの復活

デジタルクラウンを回すことで、将来の予定が確認できる「タイムトラベル」機能はwatchOS 4で廃止になった。そのためデジタルクラウンを回す機会が減り、飾りみたいになってしまっている。

文字盤を変更しなくても、将来の予定や天気が参照できる「タイムトラベル」機能が復活すると嬉しい。

メモ機能

なぜかわからないが、Apple Watchには「メモ」アプリがない。Evernoteなどのサードパーティー製のメモアプリはあるが、純正のメモアプリがApple Watchには用意されていない。

iPhoneで備忘録としてメモアプリを使っている人はApple Watchでも参照したいと思う。

ボタンの仕様変更

watchOS 4のデジタルクラウンとサイドボタンには、以下の機能が割り当てられている。

  シングルクリック ダブルクリック
デジタルクラウン ホーム画面へ 直前に使用したアプリへ
サイドボタン アプリ選択 Apple Pay

個人的には「ホーム画面」への移動とApple Payしか使ったことがない。2つしかない物理ボタンなのにちょっともったいない。カスタマイズができて、自分の好きなアプリが割り当てられると嬉しい。

あとは、よく使う「Apple Pay」と「アプリ選択」を交換して欲しい。腕につけているとサイドボタンのダブルクリックに失敗することがあるので。

改善案    
  シングルクリック ダブルクリック
デジタルクラウン ホーム画面へ 好きなアプリを割り当て
サイドボタン Apple Pay アプリ選択

文字盤の解放

Apple以外の企業が「文字盤」を開発することができない。当初は、Apple Watchのブランドを毀損する劣悪な文字盤が提供されないように制限したのは理解できるが、文字盤に配置するコンプリケーションも拡張整備されてきたので、そろそろ解放しても良い時期だろう。App Storeで文字盤が販売されて自由に選べればファッション性も高まる。

ワークアウトの音声ガイダンス

watchOS 5で進化したワークアウトだが、Nike Run Clubと比較すると、音声ガイダンスがないのが気になる。Apple Watch単体で距離やペースを音声で教えてもらえると嬉しい。 

スピーカー機能の解放

Apple Watchはスピーカーを内蔵しているが、使える場面が通話などに限られている。メッセージの読み上げや音楽を流せてもよいのでは?

GPS・iPhoneとの通信頻度をの改善

Apple WatchでのGPSやiPhoneからのデータ取得の頻度が決まっている。例えばサードパーティー製の「天気」アプリだとGPSからの現在地点の取得が制限されている。

出張や旅行が多い人は現在地を自動で取得できる純正の「天気」アプリ以外は選びづらい。

バッテリー消耗を気にしての措置だが、バッテリーが一日保たないことはないので、そろそろ解放してもよいのでは?

心電図計測機能

日本では心電図計測機能が使えない。これはOSの問題ではなく、Appleが医療機器として認定を日本で受ければ良い話だ。日本で医療機器として認定を受ける基準は非常に厳しく、Appleとしてはそこまでの手間とコストをかけたくないのはわかるが、人の生き死に関わる問題だ。早急に対応して欲しい。

初代からの制限を解放するとき

こうしてApple Watchの機能を俯瞰してみると、初代よりAppleが課した制限が残っているのがわかる。

当初はブランド価値の構築、限られたバッテリー容量の課題があったので仕方がない面もあったが、Apple Watchはウェアラブルデバイスとして世界一のシェアを誇る。

種々の制限をそろそろ解放しても良い時期だと思う。