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AirPods 2は15分で100%充電? 新型AirPodsの噂を検証

新型AirPods 2の噂

3月後半のイベントでAppleが発表するといわれる新型AirPods 2の新しい噂がでている。AirPods 2のワイヤレス充電はスピードが速く、約15分で0%から100%まで充電できるという。今回の報道のソースは、こちら

  • 約15分で100%までワイヤレス充電が可能
  • 本体サイズは少し大きくなる
  • Apple Pencil 2っぽい仕上げ

本当なのだろうか。検証してみます。

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高速すぎるワイヤレス充電

初代AirPodsケースのバッテリー容量は398mAh。2代目も同程度のバッテリーか少し大きいと思われる。

iPhone XSのバッテリー容量は2658mAhで、ワイヤレス充電速度は最高7.5W。iPhone XSは0%から約1時間半で50%まで充電、100%充電されるまでは約3時間半かかる。

AirPodsのバッテリー容量はiPhone XSの約15%。仮にiPhone XSと同速度でワイヤレス充電できると仮定すると、AirPodsの満充電には約30分かかる計算になる。

15分での満充電がかなり高速だとわかる。新型AirPodsは15Wのワイヤレス充電に対応しているのだろうか。小型なAirPodsを急速充電すれば本体がかなり発熱するので、iPhoneよりも高速化は難しい。

一般的に100%に近づくほど充電速度は遅くなる。電圧を細かく調整する可能性があるからだ。現行AirPodsが15分で50%近く充電できるので、100%近くは充電できるだろうが、100%の充電は難しいと思う。

本体サイズの大型化?

これは可能性が高いだろう。ワイヤレス充電機能を内蔵すれば現行ケースのサイズが少し大きくなるのは理解できる。イヤホンは現行と同じ形状と思われる。iPhone付属のイヤホンやApple Watchがそうだったように、身につけるデバイスの形状をAppleは容易に変更しない。AirPodsのイヤホンはとても小さいので変更できる余地も少ない。

Apple Pencil 2ような仕上げ?

Apple Pencil 2はマット仕上げで、つるつるした材質だった旧モデルよりも、滑りづらくなっている。現行AirPodsの材質もつるつるしていて、滑りやすい。AirPods登場時は耳から落ちることが懸念されたが、実際にAirPodsを落としやすいのはケースから取り外す時だ。マット仕上げになれば、この弱点を改善することができる。

Apple Pencil 2の外観が変わったのは、ゴージャスよりもシンプルで実直なデザインにAppleのデザイントレンドが変化したことが窺われる。マット仕上げになるのは確度が高いと予想する。

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まとめ

  • 15分での満充電は難しい
  • 本体サイズは若干大型化
  • マット仕上げ

新型AirPods 2の噂も具体的になってきた。3月のイベントでの発表が楽しみだ。

Apple Watchのワークアウトでトラック1周のタイムを計測するセグメント機能の紹介

偶然見つけたセグメント機能

Apple Watchのワークアウトを起動してランニングしていて、何気に画面をダブルタップしたら、見慣れない画面に変わった。

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「セグメント」と呼ばれる機能で、タイム・距離・ペースを計測してくれる。たとえば陸上トラック1周分のタイムやペース、いつものランニングコースの片道のタイムなどを計測できる。

長い間Apple Watchのワークアウトを使っていたが、初めて知った。いつ追加された機能なのだろう。

セグメントの使い方を説明します。

セグメントの使い方

セグメントの使い方は簡単。ワークアウト中に画面をダブルタップするだけ。そこまでのタイム・距離・ペースが区切られる。セグメントは何回でもできるので、トラック1周毎にタイムを計測することができる。

1 つ目のセグメントが 9 分 3 秒経過したところ

各セグメントの情報はiPhoneアプリ「アクティビティ」のワークアウトから参照できる。

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まとめ

  • 一定距離・時間のタイム・距離・ペースを計測できる
  • ワークアウト中に画面をダブルタップ

Apple Watchのワークアウトはランニング中なら1キロごとのタイムを自動的に記録してくれるが、特定の距離を走るタイムを計測するにはセグメントが便利だ。もちろんランニングだけではなく、サイクリングなどにも利用できる。

ぜひ活用していきましょう。

Amazon Dash Buttonがなくなる理由。待たれるスマート冷蔵庫

Amazon Dash Button終了

2月28日でAmazonが「Amazon Dash Button」(以下、ダッシュボタン)の販売を終了した。ダッシュボタンは、ボタンを押すとWi-Fi経由でネットで発注できる小型端末。実質無料で取得できたので、日本でも一時期話題になった。対応商品は増加していき、150以上のブランド、2000種類上の商品の注文ができた。

だが、3月1日現在、ダッシュボタンはすべて在庫切れになっている。

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ダッシュボタンは、ボタンを押せばすぐに注文できる究極の通販アイテムとして、実際に消費者が体感できるお手軽なIoT製品として、注目を集めた。

それなのにどうして廃止になったのだろう。理由を考えてみます。

バーチャルダッシュの充実

物理的なダッシュボタンに代わって仮想ボタンの「バーチャルダッシュ」が登場した。

Amazonのサイトに設置することができ、1クリックで注文できる。Amazonは、物理ボタンであるダッシュボタンを廃止して、バーチャルダッシュを残した。

その理由には、生活へのスマホの浸透度があげられる。ここ数年であらゆる作業をスマートフォンで行う文化が一般市民まで定着した。少し前までは「これはスマートフォンではできない」と言われた衣服の買い物などの購買行動もすっかり馴染み、何をするにも「まずスマホで」という行動パターンが一般の人にも浸透した。

元々ダッシュボタンをAmazonが開発したのは、冷蔵庫や洗濯機など飲料品や洗剤が切れたその場で注文するのが、利便性が高いと判断したからだ。

ただ、スマホがこれだけ生活に深く浸透すると、スマホでアプリを立ち上げて注文するのが苦にならなくなっている。物理的なボタンを押すより、スマホでボタンをタップするほうが手間がないと多くの人が考えるようになった。

Amazonとしても、他の購買につながるサイトへの訪問は歓迎すべきことだ。

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定期おトク便の存在

2つ目が「定期おトク便」の充実だ。現在、飲料品や洗剤、ペット用品など様々な日用品を定期おトク便に設定できる。

定期おトク便は、1ヶ月から6ヶ月の間で決めた頻度で購入する必要があるが、最大10%の割引もあり、クリックする必要もない。

もし、まだ足りているなら簡単にキャンセルもできる。日用品の定期購入なら、ダッシュボタンよりも手間がかからない。

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Amazon Dash Replenishmentの開始

まだ件数は少ないが、家電が必要な消耗品を自動的に発注するサービス「Amazon Dash Replenishment」 も始まっている。

ミネラルウォーターやペットのご飯、歯ブラシなどの消耗を家電が感知し、自動的に注文してくれる。ダッシュボタンよりも、はるかに未来的だ。

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文房具品メーカーPlusは、コピー用紙などの消費財の重さを計測し、設定値を下回ったら自動発注するマットも販売している。家庭よりも大量消費するオフィス向けだろう。在庫管理と発注業務を削減する優れたソリューションだ。

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待たれるスマート冷蔵庫

家計の中で食費の割合は住居費の次に多い。食材は種類も多く、品切れしやすく、買い物が非常に面倒だ。買い物から帰ってきたら「冷蔵庫に卵がなかった!」みたいな失敗は誰でも経験したことがあるだろう。

冷蔵庫の食材の在庫を調べて、自動で発注してくれれば品切れを起こす心配がなくなる。自動で発注してくれなくても、スマホに品切れのアラートを飛ばしてくれるだけでいい。

ただ、多くの食材を監視するのは難しい。牛乳や卵ぐらいなら専用容器を使えば可能だろうが、あまり安い食材は配送料が高くつくのでネット注文できない。

それ以外の食材だと人によって嗜好が異なるし、パッケージの形状も異なり、内容量の把握が難しい。

我々が買い物の煩雑さから開放されるのは、まだ暫くかかりそうだ。

PayPayを使うポイントと注意点。気をつけるのは残高不足での支払い

PayPay登場

ソフトバンクとヤフーが始めた新しい電子決済サービス「PayPay」。昨年の100億円キャンペーンで一躍有名になった。

PayPayとは一言で言えば「バーコードとQRコードを使った電子決済サービス」だ。

EdyやiDなど従来の電子マネーと大きく違うのは、ユーザー側が専用チップを用意しなくても良いことだ。EdyもiDもセキュリティで保護された電子チップがないと使えない。チップ搭載カードか、いわゆる「おサイフケータイ」が必要だ。

しかし、PayPayはアプリが生成したQRコード・バーコードを使用するので、ユーザー側は無料のアプリだけを用意すれば良い。またユーザーはキャンペーン以外でも、支払額の0.5%がポイントとして還元される。

店舗側も同様で、QRコードを書いた紙を用意すれば導入が可能だ。今までの電子マネーだと専用の読み取り機が必要だったので、導入コストを抑えることができる。

クレジットカードや電子マネー決済の場合、決済額の数%の手数料を店舗側が負担するサービスがほとんどだが、PayPayは今のところ手数料ゼロ円。

ユーザー・店舗双方がコストを抑えて導入できるので、普及が加速すると言われている。

このPayPay、確かに便利だが、いくつか気をつける点があるので紹介します。

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残高不足の場合は、全額別の支払い手段で支払われる

PayPayには3つの支払い手段がある。PayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードだ。PayPay残高はEdyのようにチャージして使用する。

残高が不足していたら、自動で別の支払手段で支払われるのは便利のようにみえるが、「全額払い」というところが注意点。PayPay残高とクレジットカードを併用できないのだ。

たとえば、1000円のPayPay残高があり、1100円の商品を買うと残高不足のためPayPay残高は1円も使われず、Yahoo!マネーかクレジットカードから全額支払うことになる。

気をつけなければいけないのは、「PayPayボーナス」だ。昨年の100億円キャンペーンでPayPayボーナスとしてポイントを受け取った人も多いだろう。PayPayのポイントは、PayPay残高に含まれる。

受け取ったポイント範囲内の支払いなら他に1円もかからないが、1円でもオーバーすると全額他の支払手段で支払うことになる。

残高不足の時にPayPay残高は使えず、クレカで全額支払うことになる。PayPayを使うのに最も気をつけなければいけない点だ。

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PayPayボーナスの受け取りは翌月の20日以降

PayPayボーナスはすぐには受け取れない。PontaポイントやTポイントは貯めたポイントをすぐに使えるが、PayPayボーナスは翌月の20日前後にならないと付与されない。

下の画面は2月2日の支払いだが、付与予定日は翌月3月の20日前後とある。お金に関することなのに日付が曖昧なのが少々気持ち悪い。

たとえば、パソコンなどの高額商品を購入して、貯まったポイントでケーブルなどを購入しようとしてもポイントをすぐには使用できない。

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アプリトップのバーコードはPayPay残高

アプリトップに表示されるバーコードは記載の通りPayPay残高だ。このページのバーコードで支払うとPayPay残高から支払われる。ただ、前述のようにPayPay残高が支払額に満たないと自動でチャージされず、クレジットカードなどから全額支払うことになる。

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残高不足の時は支払う前に、PayPay残高にチャージする必要がある。

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クレジットカードからはチャージできない

PayPay残高にチャージできるのは、銀行口座か「Yahoo!Japanカード」のみだ。通常のクレジットカードからはチャージできない。PayPay残高が不足しているからクレジットカードからチャージして支払えないので、高額商品を購入する場合、PayPay残高が不足していると、PayPay残高を利用することできないことになる。

三菱UFJ銀行ではチャージできない

登録した銀行口座からチャージできるが、三菱UFJ銀行は利用できない。三菱UFJ銀行は海外の株式市場に上場しているのが理由と言われるが、定かではない。

他にも、一部の地方銀行はPayPayに非対応だ。

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JCBブランドのカードは利用できない

日本では保有者が多いJCBブランドのクレジットカードは利用できない。主なところでは、VISAとMasterCardのみが対応している。JCBの他にAMEX、ダイナースも利用できない。f:id:tkan1111:20190303104954j:plain

現金でのチャージもできない

EdyのようにコンビニでPayPay残高に現金でチャージもできない。PayPay残高ではないが、Yahoo!マネーならコンビニでチャージできるので、PayPay残高への追加はできないが、PayPayは利用できる。

Yahoo!マネーは三菱UFJ銀行を登録できるので、三菱UFJ銀行からYahoo!マネーにチャージしてPayPayを使うことは可能だ。

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アプリを立ち上げる必要がある

PayPayで支払うためには、アプリを立ち上げてQRコード・バーコードを提示しないといけない。当たり前だけど、デバイスを端末にかざせば良いApple Payよりも手間がかかる。

PayPayを使うメリット

PayPayを使うメリットはどこにあるか。

ひとつはクレジットカードを保有していない人でも使えることだ。銀行口座からチャージできるので、クレジットカードは不要だ。Edyのように物理的なカードを持ち歩く必要もない。

クレジットカード保有者にもメリットがある。支払額の0.5%のPayPayポイントが付与されることだ。クレジットカードのポイントと二重取りができるので、通常のクレジットカード払いよりも得をする。

PayPayは端末を設置する必要がないので、個人経営の店舗でも導入が進んでいるのは、PayPayの魅力のひとつだ。クレジットカードが使えない個人経営の店舗も多いので、キャッシュレスを好み人には有力なアイテムとなる。

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Apple Payより手間はかかるが、ポイント取得では有利なので、Apple PayとPayPayを併用するのが良いと思う。

AirPods Proのバッテリー残量を確認する6つの方法【iPhone】【Apple Watch】

AirPodsのバッテリー残量の確認方法

AirPodsのバッテリーが劣化してきて、バッテリーの残量が気になるようになってきました。iPhoneやApple Watch、MacでAirPodsのバッテリー残量を確認する6つの方法を紹介します。

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Apple Watchで確認

  1. AirPodsを耳に装着
  2. Apple Watchの画面を上スワイプして、コントロールセンターを表示
  3. バッテリー表示をタップ

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  4. 「省電力モード」下にAirPodsの表示が。緑の円がバッテリーの残量
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この表記はApple Watchと接続していなくてもiPhoneと接続していれば表示される。iPhoneを取り出さなくても、AirPodsのイヤホンのバッテリー残量が確認できるので、便利。

iPhoneにケースを近づけてフタを開ける

接続しているiPhoneにケースを近づけてフタを開けるとイヤホンと充電ケース両方の残量がわかる。Bluetoothの通信距離ではなく、物理的に触れるぐらい近づけるのがポイント。

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Siriに訊ねる

Siriに向かって「AirPodsのバッテリー」と言えば、残量を教えてくれる(この画像だとAirPodと言っていますが、意地悪せずにSiriは教えてくれます)。

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もちろんApple WatchのSiriでもOK。

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コントロールセンターで確認

音楽再生中の時に使える技。iPhoneのホーム画面から右上から下スワイプでコントロールセンターを表示して、ミュージックパネル右上の青い部分をタップすると、AirPodsのバッテリー残量がわかる。

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ウィジェットで確認

iPhoneのホームボタンから右スワイプで表示できるウィジェットの「バッテリー」でAirPodsのバッテリー残量も確認できる。

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ウィジェットの追加は、ウィジェット画面一番下の「編集」をタップして、バッテリーの+マークをタップ。

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Macのボリューム

MacのメニューバーのスピーカーマークをクリックするとAirPodsのバッテリー残量を確認できる。Macと接続していなくても同じiCloudアカウントでログインしていれば、表示される。

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iPhoneユーザーがMacを買うと感動する5つのオススメ連携機能

iPhoneとMacの連携

iPhoneのユーザーがパソコンを選ぶ際に、同じApple製品ということでMacを選びことも多いだろう。筆者もWindowsマシンをずっと使っていたが、iPhoneをもち始めた時にはじめてのMacとしてMacBook Airを購入した。それ以来、ずっとWindowsとMacを併用している。

iPhoneとMacを同じiCloudアカウントで使うと、様々なメリットがある。

実際に使ってみて便利な機能を紹介します。

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電話

iPhoneにかかってきた電話をMacで受けることができる。Facetimeだけではなく、普通の電話も受けられる。Bluetoothイヤホンも使えるので、Macで音楽を聴きながら作業をしているときに電話がかかってきたら、音楽が自動停止して、キーボード操作で電話を受けることができる。

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Macで電話をかけることもできる。「連絡先」から選ぶこともできるし、電話番号を入力することも可能。

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MacとiPhoneが同じWi-Fiネットワークに接続していることが条件。Macで作業しながら電話を受けて話せるので、とても便利だ。

ユニバーサルクリップボード

iPhoneとMacのクリップボードを共有できる。iPhoneでコピーした文章・画像などをMacでペーストできる機能だ。

iPhoneでキャプチャーした画像をMacで加工したい時に、「写真」で保存しなくても、「コピー」すれば、Macのクリップボードに直接送ることができる。

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Mac側では普通にペーストすれば良い。

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筆者のようにブログを書く時にキャプチャーする機会が多い人には、とても助かる機能だ。

ブログを書かなくても、例えばスマホに長文を打たなければいけないときにMacのキーボードで文章を書いてコピー→iPhoneにペーストなんて事もできる。

Handoff

一方のデバイスの作業を引き継げる機能。Apple標準アプリの他にHandoff対応のサードパーティ製アプリで、使用できる。

一番便利なのは、Safariで参照している画面を引き継げること。大きな画面で参照したい時に、iPhoneで読んでいた記事をMacへ簡単に転送できる。

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Handoffは(ユニバーサルクリップボードもそうだが)Wi-Fi環境がなくても、MacとiPhoneがBluetooth通信ができる距離にあれば使用できる。Wi-Fi環境がない外出先でも連携してくれるのがありがたい。

Safari

iPhone・Mac両方でSafariを使っているなら、ブックマークなどを共有化できる。どちらかのデバイスでブックマークを変更したら、もう片方のデバイスのブックマークもすぐにアップデートされる。

ブックマークだけではなく、開いているタブも共有できる。

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別のデバイスからタブを閉じて整理しちゃうことも可能。

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ファイル

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初期のiPhoneにはPCのようなファイル構造をもっていなかったが、iCloud Driveが登場し、iOS内でもフォルダ・ファイルを管理できるようになった。iCloudを通してMacとリアルタイムにファイルを共有できる。

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他にもいろいろ

紹介した機能の他に、Mojaveから導入されたiPhoneカメラの連携やインターネット環境を共有できるInstant Hotspotなどの機能もあるが、筆者は使ったことがない。

iCloudはWindowsマシンでも利用できるが、他の連携機能はMacしかできない。iPhoneやiPadなどのiOSデバイスを常用しているなら、Macも導入してみるとWindowsマシンでは味わえない新鮮な経験が味わえて面白いと思う。

2年使ったAirPodsで、何時間音楽を聴けるか調べてみた。10%を切ってからが意外と長い

2年経過したAirPodsのバッテリーを調査

筆者がAirPodsを使い始めたのは、 2016年12月20日。2年以上前だ。それから、最初の1年はほぼ毎日、2年目以降はBoseのワイヤレスイヤホンを併用していたが、2日に1日以上の頻度で遣っている。

バッテリーだから、使えば(使わなくても)劣化するのは当たり前だけど、いきなり使えなくなったら困るので、何時間使えるか正確に知りたい。

というわけだ2年経過したAirPodsのバッテリー状況を調査します。

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バッテリー消費量を計測

満充電したAirPodsと接続したiPhoneで音楽を流し続け、バッテリーの消費量を10分毎に計測した。ボリュームは真ん中ぐらい。

最初の10分で13%のバッテリーを消費した。それ以降は、10分毎に12%前後のバッテリーを消費し続けて、120分(2時間)経過した時に警告音が鳴った。AirPodsはバッテリーが10%を切ると警告音が鳴る仕様だ。

10%を切ってからは、バッテリーの消費量は鈍化し、10分につき約1%しか減らなくなる。連続使用170分過ぎに再び警告音。バッテリー残量が1%を切ると2度目の警告音が鳴るので、この時点でバッテリーをほぼ消費し尽くしたのだろう。

180分に到達する前に音が突然途切れ、iPhoneで確認すると通信も切断されていた。

連続使用中のAirPodsのバッテリー残量

  • 10分後:87%
  • 20分後:75%
  • 30分後:63%
  • 40分後:52%
  • 50分後:44%
  • 60分後:36%
  • 70分後:29%
  • 80分後:24%
  • 90分後:19%
  • 100分後:13%
  • 110分後:10%
  • 120分後:9% 警告音がなる
  • 130分後:8%
  • 140分後:7%
  • 150分後:6%
  • 160分後:5%
  • 170分後:3% 2度目の警告音
  • 180分前:音が切断される

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オーディオブックを聴きながらランニングした時は、30分ぐらいで警告音がなった気がしたので、2時間半近く使えたのは予想よりも長かった。

とは言っても、新品のAirPodsは最大5時間再生できるので、2時間半では半減だ。2年間の使用でバッテリーが劣化しているのは間違いない。

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180分再生して切断後、イヤフォンをケースに入れてバッテリー残量を確かめたら、左が4%で、右が65%だった。この数値が正しければ、消耗して警告をだしていたのは左側だけということになる。

ただ、バッテリーが劣化してくると、バッテリー残量の表示は当てにならない。片側だけ著しくバッテリーの消費が激しい場合に初期化すると改善する報告もあるので、試してみるのもよい(筆者も初期化を一度試した)。

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充電は早い

バッテリーの消耗も早いが、充電も早い。最初の5分で20%、10分後には97%まで充電されていた。

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充電された状態で装着すれば、再び再生できるようになる。10分の充電で再度使用できるなら、バッテリーが弱まっても使いようがありそうだ。

AirPods 2はまだかな

とは言っても、バッテリー残量をいつも気にしながら使うのはストレスがたまる。同じものを買うのは負けた気がするので(何に?)、早くAirPods 2をだしてください、Appleさん。

 

Apple Watchに睡眠記録機能⁉ 課題は「いつ充電するか?」

Apple Watchに睡眠記録機能⁉

2020年までにAppleがApple Watchに睡眠記録機能を追加する報道があった。

 

睡眠記録とは、寝ている間の動きや心拍数から眠りの深さや睡眠サイクルを記録し、正しい睡眠ができているか判定し、心地よい起床をサポートしてくれる機能だ。

Sleep Cycleなど、Apple Watchにも多くのアプリが登場している。

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バッテリーが課題

Apple Watchは発売当初から連続使用時間が課題だと言われてきた。Apple Watchのバッテリーは一日保たず、毎日充電が必要だ。Fitbitなど従来のスマートウォッチは複数日の間、連続使用ができたので、Apple Watchの弱点と言われてきた。

実際に使用すると、iPhoneと同じように就寝前に充電すればよいので、日中の使用には問題がない。ただ、寝ている時につけることができないので、睡眠を記録することができない。

入浴中などの短い時間で充電する、2台のApple Watchを併用するなどで解決するしかない。

報道では、睡眠中はApple Watchが「省電力モード」に移行してバッテリー消費を抑えるアイディアをAppleは検討しているようだ。

ただ、現状は省電力モードは時計しか表示できず、通知を受けることもできない(寝ている時に通知をうけたくないですけどね)。

省電力モードだと72時間以上バッテリーが保つので、日中は正常モード、夜間は省電力モードなら、丸一日充電しなくてもよい。ただ、2日保つかどうか微妙なところなので、結局いつかは充電しないといけない。

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いつ充電するか

省電力モードを活用したとしても、充電するためにApple Watchをいつか外さないといけない。現行Apple Watchだと80%までの充電に1.5時間、100%までの充電に2時間かかる。

現在のApple Watchは急速充電に対応していない。iPhoneと同様に7.5Wのワイヤレス充電ができれば充電時間を短縮できる。そうなれば、入浴中などのちょっとした時間で充電を完了することができる。

3月に登場すると言われる充電マット「AirPower」では、iPhoneの急速充電に対応しているだろう。現行世代かどうかわからないが、Apple Watchも急速充電に対応するようになるかもしれない。

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Sonyの新型スマートフォン「Xperia 1」とiPhoneを比較。Xperia 1は原点回帰かつ渾身のモデル

Xperia 1発表

正直、SONYがスマートフォンから撤退する時期が近づいていると思っていた。強力なブランド力をもつiPhoneですら販売台数が減少し、Androidで大きなシェアを握るSamsungも芳しくなく、Huaweiなどの安価なスマートフォンを製造販売する中国メーカーが伸びている現状、シェアが小さいSONYがスマートフォンを作り続けることができるか疑問があった。

現に、2018年度第3四半期の決算ではXperiaの販売台数は半減し、155億円の営業赤字を出している。

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そんな中で、世界最大のモバイル展示会「MWC19 Barcelona」でフラッグシップスマートフォン「Xperia 1」をSONYは発表しました。

名前が示すとおり、SONYとして原点回帰のモデルになっている。また、今まで色々と「言い訳が多かった」Xperiaだったが、今回は最新トレンドを掴みライバルに遜色ない仕上げになっている。日本市場でライバルになるだろうiPhoneと比較しながらXperia 1の性能を検証してみます。

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ディスプレイ

Xperia 1の最大の特徴は細長い有機ELディスプレイだ。Xperia XZ2 Premiumが液晶でライバルに見劣りしていたので、現代のフラグシップモデルとして有機ELの採用は必然ともいえる。

6.5インチでアスペクト比21:9とかなり大胆なディスプレイサイズだ。SONY曰く、映画や動画をスマホで鑑賞する機会が増えたので、映画のフォーマットにあった細長いディスプレイは受け入れられるとしている。細長いのでつかみやすさにも貢献している。

6.5インチというのはiPhone XS Maxと同じディスプレイサイズだが、iPhone XS Maxのアスペクト比は2:1なので、見た目の印象は随分異なる。

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サイズ

Xperia 1のサイズは、167 x 72 x 8.2mm。iPhoneファミリーと比較すると、縦はiPhone XS Maxよりも1cm長く、幅はiPhone XSとiPhone XRの間ぐらい。厚さはiPhone XRとほぼ同等といった感じだ。

掴みやすくはあるが、iPhone XSよりも5mm分厚いことが持った時にどんな印象になるか。

細長いのは「Xperia 1」の最大の特徴だが、スマホ史上前例がないほどの長いサイズが操作性にどう影響するかも気になる。画面の上の方は触れないので、片手での操作は考えていないのだろう。

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重さ

Xperia 1の重さは180g。有機ELを採用したこともあり、前機種のXperia XZ2 premiumと比較して50g以上軽量化している。iPhoneでいうとiPhone XSとほぼ同等の重さ。ディスプレイサイズはiPhone XS Maxと同等で重さはiPhone XSと同じなので、持った印象はかなり軽く感じると思われる。

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カメラ

カメラはトリプルカメラ。Xperia XZ2 premiumがカラーと白黒の2眼だったのがXperia 1では3つの12MPカラーレンズ採用と、ライバルの最新スペックに並ぶことができた。焦点距離は、26mm(F1.6)、52mm(F2.4)、16mm(F2.4)で、2倍ズーム、超広角のレンズを使って、様々なシーンで最適な写真を撮影することができる。

iPhone XSはデュアルカメラで広角と望遠レンズを採用している。

Xperia 1は、SONYのデジカメ「αシリーズ」の機能であるカメラが対象者の瞳を追尾して、ピントを合わせてくれる「瞳AF」を搭載している。SONYの瞳AFは精度がかなり高いと評判が良いので、スマートフォンでデジカメの機能をどこまで再現できているか興味深いところだ。

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メインメモリ

Xperia 1のメインメモリは6GB。OSが異なるので比較してあまり意味はないが、iPhone XSのメモリは4GB。

容量

Xperia 1の容量は128GB。512GBまでのMicroSDXCに対応しているので、増やしたい人は自分で増量すれば良い。iPhoneは容量によって価格が異なる。128GBってiPhone XRしかないのですね。

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認証

Xperia XZ2 premiumで採用された背面での指紋認証は廃止され、従来の側面での指紋認証に戻った。従来より薄く細くなったのだから背面に指が届きやすいと思うが、背面だとケース選びに制限がでるから元に戻したのだろう。

iPhoneシリーズはご存知のように顔面認証の「Face ID」を採用している。マスク着用では使えないなど顔面認証のほうが指紋認証よりも使いやすいとは言えない部分も多い。側面での指紋認証の精度が高ければ、指紋認証でも問題ないだろう。

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充電方式

Xperia 1の充電方式はUSB-Cのみ。Qiワイヤレス充電には非対応。金属ボディなので対応しづらかったのだろう。ここは他社と劣る点だ。NFCの普及に熱心でSONYはワイヤレスを目指していたと思っていたが、ワイヤレス充電の優先度は低いようだ。

iPhoneシリーズは、LightningコネクタとQi充電に対応している。

カラー

今回発表されたのは、ブラック、パープル、グレイ、ホワイトの4色。初期のXperiaユーザーには懐かしいパープルの復活は個人的には嬉しい。VAIO以来、SONYのモバイルデバイスといえばパープルのイメージが強いし、他社との差別化にもなる。

iPhoneはiPhone XS、iPhone XS Maxはゴールド、スペースグレイ、シルバーの3色、iPhone XRは6色展開だ。

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価格

Xperia 1の価格は公開されていないが、情報によると日本での価格は約12万円だそうだ。iPhone XS 256GBの価格が129,800円(AppleサイトのSIMフリーモデル)なので、容量の差を考えると近い価格帯だ。

高価格戦略が敬遠され、iPhoneの売上減少に繋がっているので、iPhoneよりもブランド力で劣るXperiaがこの価格帯で勝負できるかは注目点だ。

まとめ

Xperia 1は他社のフラグシップモデルに勝るとも劣らない優れたモデルだ。BRAVIAの4K有機EL、αシリーズのカメラ機能を搭載し、オールSONYが結集した意欲作だと思う。気になるのは、細長いディスプレイの通常の使い勝手とワイヤレス充電非対応ぐらいだ。

名前といい、パープルカラーの採用といい、SONYとしては原点回帰かつ背水の陣で臨むモデルだと思う。iPhoneの売上に見られるように高価格帯モデルへの逆風が吹いている状況での発表(発売は夏頃の予定)は厳しさもある。このモデルで失敗したら、スマートフォンからの撤退も視野にはいってくる可能性が高い。

スマートフォン市場の活性化のためにも、Xperia 1にはぜひ成功してほしい。

iPhoneアプリがMacで動作? App Store統合計画にみるAppleの強い意志

iPhoneアプリがMacで動作

1つのアプリがiPhone、iPad、Macで動作する環境をAppleが構築すると報道があった。iOSアプリをmacOSで動く計画があると2018年のWWDCで発表したので、この報道には信憑性がありそうだ。

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OSは今までどおり

これはMacとiPhoneが統合するという話ではない。macOSとiOSは別のOSのままで、ひとつのパッケージの中にMacとiOSデバイスで動作するアプリをまとめることができると考えるとよい。

解像度もOSも異なるMacとiOSデバイスが単一のプログラムで動作し、開発の手間が半減するわけではない。

iPhone用に作成したアプリをMacに移植しやすくなり、今まで別々に登録しないといけなかったのが、統合されたひとつのApp Storeに登録できるようになる。

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Macの救済策?

Mac向けアプリの開発は、以前より減ってきている実感がある。App Storeを経由せずに、自社のサイトでアプリ提供しているソフトウェア企業も多い。たとえば、Amazon MusicのアプリはApp Storeには登録されておらず、Amazonのサイトからダウンロードできる。

iOSのアプリは、そんなことはない。iOSデバイスには、App Store以外からアプリを原則ダウンロードすることできない(企業の社内向けアプリは別)。

MacはApp Storeのアプリだけをインストールする設定も可能だが、アプリを自由にインストールすることができる。

自由闊達に制約なく使えるのが昔からのPCとMacの文化だ。自由にカスタマイズ、アプリを開発・導入できるのはユーザー・開発者にとってプラスではある一方、セキュリティや著作権に問題が起きやすい。

そういった改善点を解消するためにiOSでは制約された開発環境が構築された。Appleが認めていないアプリはインストールできず、OSに影響を与えるおかしなアプリがあればAppleが配信停止することもできる。

いわばiOSは「Appleが作った箱の中の楽園」だ。開発者からすれば制約があるiOSだが、新しいOSであるiOSは開発環境も整っており、iPhoneのヒットにより、iOSアプリは爆発的に増えた。

一方、相対的にMacの地位がおちていることもあり、自由なはずのMac用のアプリは減ってきている。

ユーザー数が多いiOSに開発者の目が向けられている流れを変えずに、iOSアプリを開発する時にMacにも対応してもらうために、今回のApp Storeの統一計画があるように思う。Mac用アプリがApp Store経由だけから供給されればセキュリティ面でもプラスになる。

「Macは残す」Appleの強い意志

Appleは、「macOSはなくさない」と昨年も強く宣言している。MacBook Air、Mac miniとずっと放置されていたハードを刷新し、過去にないほどの機種も用意した。

Appleの売上の約8割をiOSデバイスが占める現状でも、AppleのサイトではMacが冒頭に並ぶ。

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AppleはMacを維持するつもりだ。今回のApp Store統合が本当なら、「Macは残す」というAppleの強い意志がここからも見て取れる。

新しいEvernote Web版はアプリ版と同じ⁉ Web・アプリ版を比較

Evernote Webにベータ版登場

クラウドメモサービス「Evernote」にはスマートフォンやPCにインストールして使うアプリ版とブラウザで使えるWeb版がある。そのWeb版にアプリ版そっくりのベータ版が登場した。あまりにそっくりでアプリ版と、すぐには見分けがつかないほど。

Webベータ版とアプリ版、他のWeb版を比較してみます。

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Webベータ版への変更方法

  1. PCのWebブラウザでEvernoteにログイン
  2. サイドバーの「アカウント概要」をクリック

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  3. Evernote Webに「ベータ版を利用する」をクリックf:id:tkan1111:20190224095734p:plain
  4. 右上の「ノートに移動」をクリックして、しばらく経つとベータ版が表示される。

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Webベータ版とアプリ版を比較

上がMacのアプリ版、下がWebベータ版(MacのSafariで表示)。見た目はそっくりだ。異なるのはノートの一覧に画像があるかどうかぐらい。

  • Macアプリ版f:id:tkan1111:20190224084025p:plain
  • Webベータ版f:id:tkan1111:20190224083827p:plain

挙動もそっくりで、筆者が試した限りでは機能も同じだと思う。最近追加された「テンプレート」やひょうの作成もできる。最初にベータ版を使う時は少し待たされるが、2回目からはすぐに使える。

現行版・クラシック版も使える

ベータ版以外にも、現行版とクラシック版のWebブラウザもまだ利用できる。

  • 現行版f:id:tkan1111:20190224085613p:plain
  • クラシック版

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現行版とベータ版の違いは、サイドバーにタグやノートブックを表示できないことぐらいか。クラシック版の見た目はずいぶん違う。Windows版のアプリとちょっと似ている。

デバイスの数に含まれない?

2016年にプランが変更され、Evernoteの無料版であるベーシックプランは利用できる端末数に制限ができた(2端末まで)。「改悪だ」と悪評が立ち、ユーザー離れに繋がったと言われる。

ブラウザで利用するなら端末数には含まれないので、ベーシックプランの制限外になる。

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Webベータ版でもデータを参照するぐらいなら大きな問題はないように思う。ベーシックプランでは2端末で利用できるので、普段使いのPCとスマートフォンにアプリをインストールしてノートを作成し、他のPCではWebブラウザで参照するなら、ベーシックプランでも十分使えると思う。

ただ、試した限りiOS・Androidのブラウザでは、EvernoteのWebブラウザでは基本的に利用できない。「基本的に」と書いたのは、スマートフォンのブラウザでPCブラウザのふりをすれば使えてしまうからだ。ただ、PCと同じレイアウトなので、スマホのブラウザで使用するのは、ちょっと厳しい。ブラウザ版はPC専用と考えたほうが良さそうだ。

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iPhoneのSafariで表示。ズームはできるが使うのは厳しい。

優れたWebベータ版はユーザーにとっては有益だが、有料ユーザーが減ってしまうと、ただでさえ苦労しているEvernoteの経営が大丈夫か? と心配になってしまうが。

Photo CD(フォトCD)の写真を現代のパソコンで参照・取り込む方法

Photo CDを覚えていますか?

机を整理していたら1枚のPhoto CDがでてきた。Photo CDを二十年ぶりぐらいに見かけた。

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Photo CDのWikipediaによる説明は、こちら

フォトCD (ふぉとしーでぃー , Photo CD) は1992年に米イーストマン・コダック社フィリップス社と共同で策定した、写真をデジタル化してCDに収めるシステム、およびそのシステムで作られたCD。

USBメモリーやSDカードなんてなかった時代に写真データを保存するための仕様がPhoto CDだ。デジタルカメラが本格普及する前の時代なので、フィルムで撮影した写真のネガをスキャンしてPhoto CDに焼く手法が流行した。

デジタルカメラ初のヒット作となったカシオQV-10が登場したのが1994年。筆者がデジタルスチルカメラ「SONY Cybershot DSC-F2」を購入したのが1997年。それまでの間(デジタルカメラを買っても暫くの間)はフィルムカメラを使っていた。

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フィルムで撮影した写真の中で、いいなと思う写真をPhoto CDに焼いて、パソコンに取り込み壁紙にして楽しんでいた。

CDに焼くといっても自分で焼き込めるCD-Rドライブはまだ普及しておらず、カメラ屋さんにフィルムをもっていってPhoto CDを作成してもらった。

取り込めない⁉

デジカメ、スマホ時代の写真はGoogle Photoなどにすべて保存してあるけど、フィルム時代の写真は取り込んでいない。せっかくだからPhoto CDから取り込んで保存しておこう。

取り込み作業は、最初からつまずいた。今使っているMacBook Proにも、Windows PCであるXPS13にもDVD-ROMドライブがないのだ。自宅にあるDVD-ROMを読み込める機械はPS3しかない。2008年登場のPS3はPhoto CDに当然対応していない。

自宅にあったポータブルDVD-ROMドライブは処分してしまった。再び机をあさると、Apple純正のDVD-ROMドライブ「Apple USB SuperDrive」があった。MacBook Airを持っていた時に、まだCD−ROMから楽曲を取り込むために使っていた。

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I-O DATA 外付け DVDドライブ 薄型ポータブル/USB3.0/バスパワー/Win/Mac/国内メーカー製 EX-DVD04W

I-O DATA 外付け DVDドライブ 薄型ポータブル/USB3.0/バスパワー/Win/Mac/国内メーカー製 EX-DVD04W

 

ところが、このドライブはUSB-Aケーブルが直付けされている。MacBook ProはUSB-Cしか接続端子がないので、これも以前買ったUSB-A to USB-Cアダプタを使って接続をためしたら、無事に使用できた。USB-A to USB-Cアダプタは百均でもありますね。

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20年ぶりに読みこまれたPhoto CD。無事に中のフォルダを参照することができた。フォルダは2つあるが、中身はコダックの独自仕様で通常のソフトでは参照できない。

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Mac・Windows標準のソフトウェアでは読み込めないようだ。色々調べてみると、すでにメーカーのサポートは終了しているが、「KODAK Image Pac Viewer」というソフトがサポート対象外ながら、いまでもダウンロードできるようだ。Mac版は存在せず、Windows版のみ。仕方がないので、iCloudドライブ経由でMacからWindowsへファイルをコピーし、WindowsマシンにKODAK Image Pac Viewerをインストールした。

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使い方は簡単。インストールして「メディア/ 読込」ボタンをクリックし、Photo CDか写真データがはいったフォルダを選択すると、写真を参照できる。

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やっと見ることができた20年前の写真! 「全て保存」をすると、JPGファイルで保存される。ファイルサイズは約500KB。フィルムからスキャンした画像としては小さめだけど、Photo CDに格納できるのは100枚なので、当時としては妥当なサイズだ。

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まとめ。持っている人はお早めに

前述のようにPhoto CDのサポートはすでに終了している。ソフトウェアのサイトがなくなっていたら、お手上げだった。昔の独自規格のファイルが参照できなくなるのはよくきく話だったが、自分の写真が読み込めなくなるとは予想していなかった。

Photo CDを持っている人がどれだけいるかわからないけど、もっている人は早めに現代のパソコンに取り込んだ方が良いと思います。

10月5日に宝島社より「ふたりの余命  余命一年の君と余命二年の僕」が発売になります。著者初の商業出版です。

「ふたりの余命  余命一年の君と余命二年の僕」は、長らくAmazonランキング上位を維持しているKindle版「ふたりの余命」を大幅改稿した作品です。

書き下ろしの「エピソード0 ひとりの余命」を収録していますので、「ふたりの余命」をすでに読んだ方でも楽しめると思います。

表紙のすてきなイラストは 周憂さんに描いていただきました。物語内の世界観を完璧に表現したすばらしいイラストです(この表紙を手に入れるために購入しても損しないと思います!)。

すでに予約開始していますので、Amazonや書店で予約していただけると幸いです。

 

Apple WatchでSuicaするための9つの注意点

Apple WatchでSuica

Apple Watchを使って便利なことのひとつはApple Payが使えること。iPhoneを取り出さなくても電車にも乗れるし、買い物もできる。

特にSuicaをエクスプレスカードに設定すれば、Apple Watchをかざすだけで他の操作は一切いらない。

便利なSuicaだが、Apple Watchで使う際に気をつける点がいくつかあるので、記しておきます。

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1枚のカードをiPhoneと併用できない

Suicaは1つのデバイスにしか登録できない。iPhoneとApple Watch両方でSuicaを使いたければ、2枚のSuicaカード(物理的か電子的かどちらでも良い)が必要だ。他のクレジットカードはApple WatchとiPhoneの両方で同じカードが使えるので、混乱しやすい。

iPhoneのアプリ「Suica」で登録できる。Apple Watchに転送したSuicaカードの左上には「Apple Watch」マークがつく。

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iPhoneからApple Watchにカードを追加(転送)するには、iPhoneのアプリ「Watch」の「WalletとApple Pay」から行う。

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必ずエクスプレスカードに設定する

エクスプレスカードはサイドボタンをダブルクリックしなくても、かざすだけで使うことができる。エクスプレスカードに登録できるのはSuicaだけなので、必ずSuicaを登録しよう。

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左手で十分

Apple WatchのSuicaで電車に乗るのに、自動改札機が右側にあるのでApple Watchが左手だと使いづらいという話がApple Pay開始時からあるが、筆者の感覚では左手でも十分使える。左手を少し伸ばすだけで、自動改札機にふれることができる。

もちろん右手への装着に慣れたのであれば、それでも問題ない。

電源オフ・省電力モードでは使用不可

Apple Watchの電源を切っている時、省電力モードの時はSuicaを使えない。iPhone XSなど最新iPhoneにはある「予備電力機能付きエクスプレスカード」機能はApple Watchにはない。「予備電力機能付きエクスプレスカード」機能があれば、バッテリーが切れても5時間はSuicaが使える。

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オフラインでもSuicaは使えるが、チャージはできない

ネットに繋がっていなくてもApple Payを使うことはできる。iPhoneを自宅に置いて外出してもApple Watchがあれば電車に乗れる。

ただし、チャージはできない。Cellular版ならApple Watch単体でもチャージは可能。watchOS 5からApple Watch単体でもWi-Fi設定ができるが、認証が必要な公共ネットワークには接続できない。Apple Watch単体で電車に乗る際は残高に注意。

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Apple WatchではApple Payでしかチャージできない

VISAはApple Payで使えない。三井住友のVISAカードを使っている人もいると思うが、あれは三井住友カードのiDを登録して使っているので、Apple Pay内でVISAを使っているわけではない。ちょっとややこしいが。

Apple WatchのWalletにあるチャージ機能はApple Payしか対応していないので、MasterやJCBなどApple Payに対応したカードを登録していないとApple Watch単体ではチャージできない。

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Apple WatchからではApple Payでしかチャージできないが、iPhoneのアプリ「Suica」からならVISAのクレジットカードからでもチャージできる。

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Apple Pay対応のカードを登録していれば、Apple Watch単体でもチャージできる。そのためにはiPhoneではなくApple WatchにApple Pay対応のカードを登録しないといけない。

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オートチャージができるのはビューカードだけ

Apple Watchだけではないが、指定の残高以下になった場合自動で自動でチャージする「オートチャージ」機能を使うには普通のクレジットカードではだめで、ビューカードではないといけない。

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コンビニ・駅売店では「Suicaで払う」と言うだけ

エクスプレスカードに登録しておけば、コンビニなどで払う時は「Suicaで払います」と店員に伝えて端末にApple Watchをかざせばよい。サイドボタンをダブルクリックする必要はない。マックスバリュやローソンにあった古い端末ではApple Watchを二度かざさなければいけなかったが、最近はみかけない。

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かざすだけでは使えない自動販売機がある

複数の電子マネーに対応している場合、エクスプレスカードにSuicaを設定していてもApple Watchをかざすだけでは購入できない。サイドボタンをダブルクリックしてSuicaを選択してからかざす必要がある。

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まとめ

Apple WatchのSuicaでの支払いは、おそらく最も簡単迅速な決済方法だろう。何の操作もいらないので、最近流行りのQRコード決済などとは比べ物にならないぐらい便利だ。

時にSuicaビューカードをメインカードとして使っている人はオートチャージもできるし、ポイントと貯まるので、Suicaを使う理由のためだけにApple Watchを購入しても良いと思います。

Samsungが折りたたみスマホを発表。iPhoneも計画する折りたたみスマホの未来

折りたたみスマホ「Galaxy Fold」

Samsungは、折りたたみ有機ELディスプレイを採用した「Galaxy Fold」を発表した。発売日は4月26日、価格は約22万円。

Galaxy Foldは、広げると7.3インチ、外側には4.6インチの2つのディスプレイを装備しする。閉じた状態では普通のスマホとして利用でき、開くとタブレットのように使える。

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Galaxy Foldは、Samsungの最新有機ELディスプレイ「Infinity Flex」を装備し、全く繋ぎ目がない。

Appleも特許を申請

Appleも折りたたみディスプレイの特許を申請している。将来的にはiPhoneも折りたたみになるのだろうか。

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引用:USPTO

折りたたみディスプレイは一般的になるか?

折りたたみタブレットというアイディアは以前からあり、ソニーが2011年に「Sony Tablet P」を発売している。当時は液晶ディスプレイで、1つのディスプレイを折りたたむというより、隙間があり2画面のディスプレイが並んでいるだけだった。

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折り曲げることができる有機ELの登場で、デバイス史上初めて折りたたみディスプレイが実現した。

 折りたためることで持ち運びが容易になる一方で、重さと耐久性が課題になる。スマホサイズで、いざというときタブレットとして使えるのは便利だが、上着のポケットなどに入れると重さを感じるだろう。

価格もネックになる。タブレットの人気が盛り上がっていない現状で、高価な最新ディスプレイを使う製品が受け入れられるかどうかも気になる点だ(Galaxy Foldの価格は約22万円)。

もうひとつの課題は、「開く」という作業だ。スマートフォンは取り出してすぐに使えるのが売りのひとつだ。いわゆるガラケー時代はコンパクト型携帯電話が主流だった。使う時に開いて、しまう時に閉じる。スマートフォン時代になり、開く作業は指紋や顔認証などのアンロックする作業に変わった。

ところが、蓋付きの手帳型スマホケースがここ数年ブームになっている。画面を保護でき、クレジットカードなどを格納できるのが人気の理由だろう。

いつでもすぐに使いたい筆者のようなユーザーからすると考えづらいが、画面が隠れている安心感があるのだと思う。

手帳型ケースを使っているユーザーに、折りたたみスマホは受け入れられるかもしれない。

普及してくれば値段も下がり、さらに薄型軽量化できる。人気が停滞しているタブレット、進化が止まっているとスマホの両方を折りたたみスマホが打破してくれると、面白くなる。

定番無料メモアプリ「Evernote」「OneNote」「Google Keep」のApple Watch版を比較

Apple Watchのメモアプリ

理由はわからないけど、iPhone純正のアプリ「メモ」はApple Watchに対応していない。おそらくiPhoneとApple Watch間の通信を少しでも減らしてバッテリーを保たせたい意図があるのだろう。

手元で買い物リストや自転車の鍵の暗証番号などのメモをみることができるのは非常に便利だ。

定番のメモアプリ「Evernote」「OneNote」「Google Keep」のApple Watch版を比較します。

<2019/10/21追記>

Apple Watchに追加されたリマインダーをメモとして使う技がある。

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Evernote

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Apple Watchで長い文章を入力しようという人はいないだろう。ちらっとメモを見ることができて、思いついたアイディアなどをさらっとメモできれば良いと思う。

PCやiPhoneでも有名なEvernote。筆者も常用している。

Apple Watchでできることは、こちら。必要最低限のことを網羅している。

  • メモの参照
  • テキストメモの作成
  • 音声録音メモの作成

テキストメモの作成(入力は音声認識)と音声録音メモの作成の他に、直近のノートとショートカットに登録しているノートを参照できる。貼り付けた画像も参照できるのが良い。

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テキストメモと音声メモが残せるのと、直近のノート・ショートカットが参照できる

ノートのタイトルも入力でき、リマインダーも可能。以前はあった「検索機能」はいつのまにかなくなっていた。他のメモアプリも機能を搭載していないので、Appleが規制しているのかもしれない。

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左がテキストメモ、右が音声録音メモ

Apple Watch版の使い勝手は悪くないので、PCやiPhoneでEvernoteを使って情報を蓄積している人は、Apple Watchでも迷わずEvernoteを使うべきだろう。

OneNote

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Microsoftの定番メモアプリ「OneNote」。仕事で使っている人も多いと思う。OneNoteはiPhoneとApple Watchに対応している。

Apple Watchでできることは、こちら。

  • 最近使ったメモの参照
  • クイックメモの作成

Evernoteと同様に検索機能はない。音声録音メモも作成できない。音声認識でのメモの作成だけができる。画像の参照はできない。画像を貼ったメモを参照すると、画像抜きのメモが表示される。

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入力は音声認識のみで、音声録音はできない。入力した内容はクイックノートに保存される。本当にクイックメモだけなので、メモに追加することはできない。筆者の環境だけかもしれないが、2回に1回ぐらいの確率でマイクに話した内容が表示されないことがあった(音声認識はされていて、テキストは残る)。

面白いのは、Apple Watchで入力したメモが即座にiPhoneのOneNote画面に反映される機能だ。Apple Watch上では追記できないが、iPhoneでは即座に追記・修正できる画面になるので、Apple Watchで冒頭を音声で入力して、iPhoneでメモとして仕上げることができる。

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Apple Watchに入力したテキストが自動的にiPhoneでも表示される

PCやiPhoneでOneNoteを使っている人は、Apple Watchでも迷わずOneNoteを使ってもよいだろう。

Google Keep

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Google謹製のメモアプリ。最近Apple Watchに対応した。GoogleはGoogle MapのApple Watch版の供給を停止するなど、Apple Watchに消極的だと思っていたので、意外な対応だ。

AppleWatchで、できることは、こちら。

  • メモの作成
  • メモの参照
  • メモの固定・アーカイブ
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画像メモも参照できる

 画面を強く押すとメモを作成できる。入力は音声認識のみで、音声録音はできない。

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画面を強く押すとテキストメモを作成できる

メモを参照している画面で、画面を強く押すと、メモを固定することができる。固定したメモは画面の一番上に並ぶので、買い物リストなどすぐに見たいメモにアクセスしやすい。

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メモ画面で強く押すと『固定」できる

対応して直後なのに、必要最低限のことができる。テキストメモを残す、メモを参照することに徹した割り切りが良い。

まとめ

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Evernote、OneNote、Google KeepのApple Watch版を比較してきた。メモアプリは、メモの蓄積とどのデバイスでもメモを作成できるのが大事なので、日頃使っているアプリを使いがちだ。

だから、Apple Watch版の出来で常用するメモアプリを変更しづらいが、比較してきたように機能は結構違う。画像付きのメモを参照できて、音声録音も可能なEvernoteが一歩秀でいると思う。

どのアプリでも、メモアプリを使うのはApple Watchはもっと便利になる。まだ使っていない人は、他のデバイスの機能も比較検討して、Apple Watchでメモアプリを使ってみよう。